COMME des GARÇONS HOMME PLUS /
コム デ ギャルソン・オム プリュス
2015年 秋冬 メンズ・コレクション
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ウエストポケットの位置も、
斜めに配置されたスーツ -
ジョゼフ・アリ・アロイによる
グラフィティ・アート -
背中の写真は、
ロジャー・バレンによる撮影。
2015-16年秋冬は、前回の2015年春夏と同様にテーラリングにフォーカス。テーマとなった言葉は、「儀式」。春夏の時は異例と言える「反戦」の主張を形にしたコレクションでしたが、今回はより抽象的です。ジャケットの大半は、生地をらせん状に巻きつけたり、全体をねじったり、前身頃を交差させたり。今までにない新しいパターンでつくられたスーツたちは、端正な表情を保ちながらも反社会的な印象が。随所に登場するグラフィティは、タトゥーアーティスト、ジョゼフ・アリ・アロイによるもので、白い服のプリントは、フォトグラファー、ロジャー・バレンの作品。