COACH / コーチ
2020-21年 秋冬 メンズ・コレクション
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手に持つミニバッグには、
バスキアの絵柄が。 -
上下ともにレザーを着た、
コーチ流のスタイル -
ショーの最後には、
デボラ・ハリーが出演。
コーチが生まれた街はニューヨークであり、この街の情景が毎シーズンのインスピレーションの元になっている。今季のキーワードは、1980年代に全盛だった画家のジャン=ミシェル・バスキア。ジャン=ミシェル・バスキア財団とコラボレートした服やバッグが発表された。ニューヨークで開催されたファッションショーにはバスキアの2人の姉妹と継母が招かれて、彼の姪にあたるジェシカ・ケリーがモデルとしてランウエイを歩いた。コラボ以外の通常コレクションは主に、スモーキーパステルの色を多様したカジュアルウエア。多く登場するレザーのアウターやパンツが、レザーハウスとしてのコーチのアイデンティティを物語っている。ショーの最後には往年のシンガー、デボラ・ハリーがマイクを握り熱唱。アメリカのよき時代への思いがあふれるコレクションとなった。