BALENCIAGA / バレンシアガ
2018-19年 秋冬 メンズ・コレクション
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ショー序盤に登場した、
タイトフィットなルック -
ショー中盤を彩った、
ヘリテージなテーラリング -
終盤を飾ったのは、
スーパーレイヤードルック
ウィメンズとメンズが統合され、2018 WINTERコレクションとして、一つのショーで発表された今季のバレンシアガ。オーバーサイズの服を世界中に広めた立役者である同メゾンのショーは、意表を突いて、身体に沿うタイトフィットなルックから始まりました。ショーが進むにつれしだいに服のボリュームが増していき、ハイテクな成型技術により再設計されたクリストル・バレンシアガの構築的なテーラリングが繰り広げられます。そしてショー終盤に登場したのは、最大9枚も重ね着した超ビッグシルエットのアウターの数々。これは実際は重ね着ではなく、重ね着に見えるように計算されて仕立てられた、フェイクレイヤードの服です。冬山で着られる衣服の重ね着から着想されたデザインは、今回のハイライトとして強烈なインパクトをもたらしています。また、世界中の飢餓に立ち向かうWorld Food Programme とのパートナーシップが発表され、ロゴのついたアイテムがランウェイで存在感をアピールしました。