ALEXANDER McQUEEN /
アレキサンダー・マックイーン
2019-20年 秋冬 メンズ・コレクション
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スーツは千鳥格子で、
トレンチはグレンチェック -
上下で素材を変えた、
ハイブリッドなトレンチ
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ドンキージャケットを、
エレガントなアウターに。
テーラリングをベースにコレクションをかたちづくるアレキサンダー・マックイーン。スーツでは毎シーズン、イギリスの伝統柄とタペストリー刺繍のような総柄が登場します。今季もこれらの柄を使った身体に沿う端正なスーツが数多く展開されました。スーツの上に羽織ったアイテムはトレンチコート。ミリタリーがもつ男っぽさが、スタイルを力強く底上げしています。今季、同ブランドがインスパイアされたのは、イングランド北部、音楽のノーザン・ソウル、1980年代のニューウェーブ音楽など。カジュアルウエアではドンキージャケットらのワークウエアや、労働者用のようなワークブーツも見られ、イギリスがもつ多様性がエレガントに表現されています。