新しいコーヒー体験ここにあり! 在宅勤務が潤う北欧の焙煎家との“マッチ...

新しいコーヒー体験ここにあり! 在宅勤務が潤う北欧の焙煎家との“マッチング”とは。

新しいコーヒー体験ここにあり! 在宅勤務が潤う北欧の焙煎家との“マッチング”とは。

SLURPの発祥の地であるフィンランドは、ひとり当たりのコーヒー消費量が世界一多いらしい。©SLURP

自宅にいる時間が増えて、コーヒーをやたら飲むようになった。家ではできるだけ豆から挽いて淹れたい派。いつも職場近くの焙煎所や通販で豆を購入しストックしていたが、いちいち購入するのは手間だし少々飽きがくる……。そんな時に試したのが、フィンランド発のコーヒーのサブスクリプションサービス「SLURP(スラープ)」だ。2週間もしくは4週間おきに、定期便でスペシャルティコーヒーが届く。

新しいコーヒー体験ここにあり! 在宅勤務が潤う北欧の焙煎家との“マッチング”とは。

SLURPのサイト上で、クイズ形式で質問に答えていく。サイトはすべて日本語対応。©SLURP

やり方は至極簡単だ。SLURPのサイト上で4つの質問に答えて、自分好みのコーヒーについて伝える。質問はこのような感じ。


1. どのくらいコーヒーが好きか。(初級、中級、上級、プロレベルから1択)

2. 探しているコーヒーの種類はなにか。(スペシャルティ、レア、オーガニック、デカフェの4種類から1択)

3. いつもの淹れ⽅は?(フィルター・モカポット・エアロプレスなど8つの⽅法から1択)

4. どのようなフレーバーが好きか。(軽くてフルーティ、濃厚、香り高いなど、4つのタイプから1択)



非常にきめ細やかに訊いてくれるので、間違いなく好みを伝えられる。質問に答えると、フィンランドをはじめとする各国の焙煎家とマッチングしてくれた上で、ぴったりのコーヒーを提案してくれて、購⼊画⾯に進む。あとは待つだけ。自分好みのコーヒー豆が家のポストに届くというわけだ。


私は「中~浅煎りで酸味が強すぎず、豆の種類では、エチオピアやエルサルバドル、グアテマラをよく飲み、自宅ではケメックスで淹れている」旨を伝えたところ、フィンランドの「Kahvi Coffee」という店の焙煎家から浅煎りのグアテマラが届いた。飲んでみたところ、浅煎りだがほどよい酸味。焙煎してすぐに送ってくれたようで非常に香り高く、正に自分好みの味だった。フィンランドから届いてポストに投函されているというのもなんだか夢があるし、これはハマってしまいそうだ。


この定期便で面白いのは、毎回異なる焙煎家から豆が届くということ。フィンランド、スウェーデン、ドイツの独立系ロースタリーと提携しており、いずれかの国から届く。変化に乏しい在宅勤務の日々に、間違いなく潤いを与えてくれそうなのだ。(編集NH)

新しいコーヒー体験ここにあり! 在宅勤務が潤う北欧の焙煎家との“マッチング”とは。

DHLの国際便でポストに届いた豆の箱。不在票や再配達の心配がないポスト投函だ。箱を開ける前からほのかにコーヒーの香りがした。パッケージにはコーヒーを守りながら⼆酸化炭素排出量が少ない、サステイナブルな素材を使用。

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届いた豆のパッケージ。購⼊は200gから。200g単位で1000gまで選択可能だ。届けてもらう頻度は2週間もしくは4週間ごと。豆ではなく挽いた粉の状態で送ってもらうこともできる。

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パッケージの裏面。豆がどこの農園でとれたものなのか、誰が焙煎したのか、いつ焙煎されたのか、いつまでに飲めばよいかなどが記載されている。