横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」...

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!
横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!

赤煉瓦とビールの街という印象が強かった横浜が、いつのまにか葡萄の色に染まろうとしている。
「祖餐(そさん)」や「ボータン」、「鈴木屋酒店」、そして覚園寺で開かれる「terra!terra!terra!」のイベントなどで、すっかり自然派ワインの街という印象が強い鎌倉に比べて、もう1つ盛り上がりに欠けていた横浜。

ここ数年で同時発生的に生まれた飲食店や酒販店を中心にして、今横浜に自然派ワインラヴァーズが急増中だ。
導火線の1つは今回の中心メンバーでもある岡田(邦晴)さんの「おか田」、旬の素材を活かした飛び切りの和食と自然派ワインの店だ。

同じくイベントの中心人物、藍葉(健介)さんは「鯖寅酒販」を主宰、横浜で自然派ワインを置くレストランのワインセラーとも言うべき存在だ。
そこにワインを買いにくる中華と自然派ワインの「カントナ」や、ワインスタンド「ムー」、「金井商店」など、ワインという1本の赤い糸で結ばれた仲間たちが、好評だった前回「開港vin餐会」に続き、更にスケールアップして横浜から狼煙を上げる大イベント「YOKOHAMA REDLINE」。

日本のワイン生産者が3社、ヴィナイオータをはじめ海外インポーターが5社、それを迎え撃つ横浜からの参加店が14店。約50種類のワインが飲み放題という予約チケットも発売中で、東京のみならず、浜松や仙台、九州の自然派ワインラヴァーズも集結しそうな勢いだ。

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!
横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!

神奈川区の沢渡にある「おか田」は、常に予約満席のカウンターだけの小ぶりな割烹。目の前で繰り広げられる岡田さんの包丁捌きと、華麗な盛りつけに酔いながら自然派ワインの杯が進む。

寿司職人として9年の修行を経た後、スイスやローマで腕を揮って来た国際派、岡田さんの転機になったのが、フリウリの造り手「ダミアン」との出会いだった。
当時、自然派と呼ばれ始めた造り手、「ラディコン」や「カスティラーダ」、そして「ダミアン」がいるイタリア・フリウリ地方のワインと日本のだしを合わせたい。

帰国して2018年、横浜で和食と自然派ワインをペアリングする「おか田」を開店。セラーの中に、フリウリやジュラ、アルザスなどの自然派ワインが並ぶ岡田さんの店は、横浜における自然派ワインブームの先駆となり、レジェンドとなった。

もちろん、今回の「YOKOHAMA REDLINE」でも、岡田さんの技に出会える。
予約困難の名店「おか田」の料理を味わえる、またとないチャンスだ。

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!
横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!

前回の「開港vin餐会」でもワインブースを開いていた「鯖寅酒販」は、鎌倉の「鈴木屋酒店」のように、横浜の自然派ワイン・ムーブメントの中心ともいえる酒販店だ。

老舗酒販店である「酒の島崎」に務めていた藍葉さんは、茅ヶ崎のビストロ「メボン」に卸している不思議なエチケットのワインたちが心に焼き付いていた。
お礼を兼ねて、店を訪ねると、飲んだことのないガメイのワインがサーブされる。
ガメイと言えば、多くの日本人にとっては、ボジョレー・ヌーボーでしか出会わない産地だ。しかし、そのガメイはジューシーなのにそのまま身体に沁み渡っていくようなおいしさだった。

それからはプロならではの吸収力で、様々な地域のワインへ視野を拡げ、とうとう横浜で自然派ワインだけの酒販店をオープンする。酒販店だから、格安の角打ちも豊富に用意されていて、ここから自然派ワインに入門した人たちも多い。もちろん、近くのレストランにとっては、頼もしい御意見番だ。

「YOKOHAMA REDLINE」当日には、今回参加する目黒(浩敬)さんの「ファットリア アル・フィオーレ」で藍葉さんがリリースする「鯖寅酒販」オリジナルの「キュヴェ鯖寅2019」も登場する。
初の横浜発自然派ワインに、ぜひチャレンジしたい。

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!
横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!

ウラヨコと呼ばれる横浜駅東口側の中心部、昭和レトロな平沼商店街にある「カントナ」の粂田(崇宏)さんも、自然派ワインとの出会いで人生を変えた1人だ。
実はここ、かつては「タンメン・カントナ」という店だった。野菜たっぷりの、ヘルシーなタンメンの専門店だ。

古着好きが高じて、アメリカ古着のバイヤーになった粂田さんは、旅先のまずい外食の中で、唯一チャイナタウンだけがオアシスだった。
その思い出のまま、古着ブームが終わりの季節を迎える頃、横浜中華街「萬珍楼點心舗(まんちんろうてんしんぽ)」に入り、10年以上に渡って本格中華の修行に明け暮れる。

やがて「タンメン・カントナ」を開店、創意に富んだタンメンが愛されて地元の人気店の仲間入りも果たした。ところが6年目の年、自分の店「金井商店」開店準備のため、店にバイトに来ていた金井(竜)さんと石川町の「鯖寅果実酒店」へ行く、「鯖寅酒販」の姉妹店だ。

自分の料理に合う酒を探していて、ソムリエでもある金井さんに相談。すると、「自然派ワインとか、いいんじゃない!?」という答え。ひと口含むと、身体に衝撃が走った。そのまま「W Yokohama」にはしごして「ラディコン」と「ダリオ・プリンチッチ」を飲む。心の中で、何か大きな変化が起きようとしていた。

しばらくして、店の名前はタンメンを外した「カントナ」になり、中華料理×自然派ワインの店に大リニューアルした。

自然派ワインへの愛で店そのものを変えてしまった粂田さん、中華街仕込みの本格中華と溢れ出る情熱を「YOKOHAMA REDLINE」でチェックしよう。

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!
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「ダミアン」との出会いが、店の方向性を決定づけた岡田さん。自然派のガメイに出会って、とうとう自然派専門の酒販店を開いた藍葉さん。一杯の自然派ワインとの出会いで、店を変えてしまった粂田さん。その時、ワインを紹介した「金井商店」の金井さん。同じく「鯖寅」の常連で、横浜ワインラヴァーズの交差点になっている「ムー」の草柳(潤)さん。彼らの店に集まって来る、たくさんのお客さんたち。

年齢や職業、性別や国境を越えて、自然派ワインという赤い糸で繫がれた多くの人たち。REDLINEというネーミングには、そんな彼らの熱い思いが詰まっている。

会場は横浜駅東口徒歩5分、しかも3フロア。2月11日の祝日に、2時間3部制
で、チケット好評発売中だ。

ちなみに、1階は「ヴィナイオータ」、「ヴォルテックス」、「日仏商事」の3強に加えて、南アフリカの星「アフリカンブラザーズ」、ジョージアワインの「ノンナアンドシディ」が集結するインポーターブース。

2階は日本のワイナリーブース。宮城県の「ファットリア アル・フィオーレ」、代表の目黒さんも実は横浜出身だ。現在、新潟でワイナリーを建設中で、今は目黒さんの醸造設備を借りてワイン造りをしている新潟の「KIYO WINE」。
凝りに凝ったエチケットでお馴染みの「グレープリパブリック」も登場する。

そして、3階には有料のスペシャルワインブース。参加飲食店も、割烹からラーメン、おでん、ジビエと14店舗の大バラエティだ。
約50種類のワイン飲み放題パス+スペシャルワイン半額付きのチケットは、早くも売り切れへのカウントダウン、早めの予約必至だ。

2月11日は横浜の自然派ワイン・建国記念日。ハマがワインに染まる日の目撃者になろう。

横浜最大の自然派ワインイベント、 「YOKOHAMA REDLINE」がいよいよ2月11日開催!
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YOKOHAMA REDLINE
https://www.facebook.com/events/523160728277911/

ご予約は下記サイトより
https://airrsv.net/kaikouvinsankai2020/calendar
※予約無しの当日入場は、入場料1500円となります

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