東京に「渋谷パルコ」あり!超リニューアルでその存在感が浮き彫りに。 <2/3回>
11月22日にオープンしたばかりの、新生渋谷パルコの紹介記事第2回目の今回。
(前回はこちら → 東京に「渋谷パルコ」あり!超リニューアルでその存在感が浮き彫りに。 <1/3回>)
クリエイティブな日本モードを中心にお届けします。
掲載店は以下(掲載順)、
イッセイ ミヤケ
コム デ ギャルソン(ジュンヤ ワタナベ マン、オム)
トーガ
アンダーカバー
ビューティフル ピープル
アンリアレイジ
カラー
A.P.C
ジョンローレンスサリバン
サタデーズ ニューヨークシティ
ヌビアン
どれもメンズ取扱店です。
前回と同じくアイテムのプライスは未掲載。
(すでに売り切れたものもありそう)
なにとぞご容赦を。
それでは。
★イッセイ ミヤケ
なんとも贅沢な広々空間は、「イッセイ ミヤケ」のコンセプトショップ。
プリーツ服のメンズ、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」と、幅広い層に大人気のバッグ「バオ バオ イッセイ ミヤケ」を中心にした品揃え。
内装は、プロダクトデザイナーの深澤直人さん。
天井の照明もラックに沿って曲がる線を描き、もはやギャラリーのよう。
建築好きも愉しめるかと。
★コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン、コム デ ギャルソン・オム
ノスタルオヤジとしてはですよ、渋谷パルコには「コム デ ギャルソン」がないと落ち着かないんですよ。
期待通りに、オムもジュンヤも顔を揃えてくれました。
オムのファッションデザインも、渡辺淳弥さんの仕事なんです。
日本の男モード、ここにあり。
★トーガ
ファッショニスタ御用達のモードブランド、「トーガ」。
ひとクセあるデザインなうえに、立ち位置も独自路線。
その素晴らしさのわりには、知る人ぞ知る存在かもしれません。
この店ではメンズの「トーガ ビリリース」も展開中。
上写真の男女兼用バッグは、買って損ナシのオススメ品です。
なにせ半年前の展示会で惚れ込んで2個もオーダーし、手元に届いてからずっと使ってますから。
Pen ONLINEでのバッグの紹介記事は以下、
Topics ファッション連載:着る/知る
Vol.64 バッグくらい大胆に! デザイナーズ ✕ 定番カジュアルのコラボを服装に一点投入。
News
ポップな顔で大容量、「トーガ ✕ アウトドアプロダクツ」はこの秋の必需品です。
★アンダーカバー
「アンダーカバー」も大きな構えの店を展開。
私としては今季ラインアップ以上に、“大人&アート”に振り切った2020年春夏メンズが並ぶ日が楽しみなのです。
その紹介は以下、
From Creators
元祖・自撮り女王、シンディ・シャーマンが服にバッグに!
渋谷パルコは11月下旬オープンですから、どの店も並んでいるのは2019年秋冬モノです。
来年1月までの1ヶ月半しか、売りどきがないことになります。
「誰もがアイテムの調達に苦慮したのでは?」
と、余計な心配をしてしまいましたよ。
★ビューティフル ピープル
女性にはお馴染みの人気ブランドが、アーティスティックな内装をひっさげて出店。
メンズも少しあります。
細長く狭めの店ながら、抜群のインパクトです。
★アンリアレイジ
「人を楽しませたい」という、デザイナー森永さんの思いが溢れる「アンリアレイジ」。
サイズ変形をテーマにした今季パリコレのショーにも登場したブレザーがお目見え。
ちゃんと布で仕立てられ、ボタンも特注のビッグサイズ。
着せたトルソーは実はバルーン構造で、縮小可能なのです。
見る価値アリです、間違いなく。
★カラー
トラッドやベーシックじゃ物足りない大人層に熱く支持される「カラー」。
シーズン毎に作風が大きく変化せず、フィット感は流行する以前からずっとルーズ。
近頃はかなりオーバーサイズでモード寄りではあるものの、大人が安心して着られるデザイン服も見つかるブランドです。
★A.P.C.
いま注目されているファッションのキーワードは、「フレンチシック」。
トレンド感のあるベーシックアイテムを手頃なプライスで展開する「A.P.C.(アーペセー)」も、よく話題にのぼります。
品揃えに加えるセレクトショップも多いですし、さらに人気が出そうな予感が。
★ジョンローレンスサリバン
テーラリングを主軸にシャープでソリッドなモードを展開する「ジョンローレンスサリバン」も参戦。
近年はロンドンでショー発表を続ける彼らの、貴重な単独店です。
店の片側が全面鏡で、どこでも姿を映せるのはすごくいいですね。
★サタデーズ ニューヨークシティ
ジュングループが日本展開しているサーフ系カジュアルのこの店で、気になったのはふたつ。
ひとつは上記の「ポーター」のバッグで、もうひとつは店内に併設する小規模なコーヒーショップ。
17年に続き今年のジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC)でも優勝した、無所属バリスタの石谷貴之さんがディレクションしてます。
15年の某ファッションイベントに参加してた石谷さんがつくった、天然ジュースとコーヒーを混ぜた爽やかドリンクでコーヒーの奥深さを知った者としては、つい思い入れしちいます。
★ヌビアン
世界的に大ブレイク中のジャンルである「ラグジュアリーストリート」の各ブランド単独店は、渋谷パルコにありません。
意外にもというか、納得というか……。
同じファッションでも、地道な服づくりとは別路線の存在ですから。
とはいえ90年代の 「裏原宿」と同様に、大人もスルーできないファッション&音楽カルチャーです。
このジャンルで名が知られた東京のセレクトショップは、「GR8(グレイト)」、そしてこの「ヌビアン」(共に原宿)。
私も自分の感覚をシャッフルさせるべく、ときどき見に行きます。
同じ服を扱っていても、百貨店より “イケてる” 空気感は断然上ですから、気になる人はお見逃しなく。
今回の渋谷パルコ特集第2回目はいかがでしたか?
次回に更新する第3回目もぜひお付き合いくださいませ。
最終回では、雑貨、若いポップカルチャー、アニメ、そして「任天堂」に「カプコン」まで、“ザ・渋谷” な世界を探求して参ります。
LINK
東京に「渋谷パルコ」あり!超リニューアルでその存在感が浮き彫りに。 <1/3回>
<3/3回>東京に「渋谷パルコ」あり!超リニューアルでその存在感が浮き彫りに。
写真 © 高橋一史
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