早くも今夏の愛用品にキマり!キーンの最新「ユニーク スニーク」をサンダル気分で。
アッパーが編み紐でつくられた斬新な構造を持つ、キーン(KEEN)のユニーク(UNEEK)シリーズ。
2014年に初代サンダルタイプが登場し、目ざといセレクトショップのスタッフがこぞって履いてましたね。
「都会的なエスニックシューズ」という捉え方で。
私も真っ白モデルを購入し、手放せない愛用品に。
なによりデザインが好きで好きで。
さらに爪先が編みコードで覆われてるのもよく、足を踏まれがちな満員電車でも、アスファルトの上でつまずいてもOK。
サンダルの不安要素だった街中での素足履き問題が解消されました。
短パン+サンダルのお気楽スタイルで、どこにでも行けるようにしてくれた立役者でもあったワケです。
そんなキーンの国内展示会が半年ほど前にあり、スタッフさんに、
「20年春にニューモデルが出るんですよ」
とサンプルを見せていただきました。
それが今回の主役、「スニーク(SNK)」。
さっそく一足オーダーさせていただくことに。
色はオリーブグリーンで黒ソールのタイプを。
「これだ!」と、軍モノっぽく感じたんですよね。
各素材の色の重なりが迷彩柄のようで、ヒール部分は近代の軍モノシューズのハイテク感にも近く。
「似たシューズ持ってないし、“土臭さカムバック” な現在のファッション気分にも合う」
と決定。
ジャストサイズで選んだそのモデルが、外出自粛も解除されはじめたこの時期に手元に到着。
足を入れてみたら、なかなかの絶妙なバランス感。
タイトなアッパーの締め付けはほかのユニーク シリーズと同様ですが、ヒールががっしりとしてるのが大きな違い。
踵をしっかりホールドする仕様になってます。
ソックス履きが前提の構造に思えますね。
アウトソールは柔らかめのEVA素材で、分厚くクッションも良さげ。
インソールはなし。
サンダルに近いアウトドアシューズという位置づけでしょう。
岩場のある海沿いの散策や、川の上流でのキャンプなど水濡れするシーンに向いてそうです。
(私は街歩き専用にしますけども)
ギュッと足が締まる感覚はキーンのユニークシリーズならでは。
ニット素材で身体の動きに柔軟についてきますから、それが理由で疲れることはないはず。
コードはペットボトルのリサイクル素材で、製品全体がエコな発想でつくられてるのも現代的。
やはり裸足で履きたくなり、数時間歩き回ってみました。
結果、ハイテクスニーカーと同様の感触で足運びが良好。
安定性はユニークの中で、もっとも高いかと。
今年は猛暑が予想されるなか、すでに暑い6月からヘビロテすることに決定!
ただちょっとお話しておきたいのは、人間って足の裏にたくさん汗をかくんですよね。
サイドがガッツリと開いていても、足裏が密着してますから歩くとヌルっとしてきました。
通気性が良くても、街中で歩き続けると足裏までは機能せず。
(アウトドアで足の動きがランダムで、足早には移動しないケースだとたぶん話は別)
これはスポーツサンダルでの都市生活に必ずつきまとう問題で、ソール内部に吸水性がないと素足履きが完全に快適にはならないんです。
その解決法として、私はタオル地(パイル地)の薄いインソールを別途入手して内側に仕込みます。
外して洗えば、足アカ汚れも臭いもケアできて便利。
ふつうのスニーカー用インソールでも、グッと快適になります。
インソール自体は小さめを仕込むと、足で隠れて “インソールばれ” しにくいのでご参考までに。
続いて最後に、ユニークシリーズの初代と2代目をちょっと見てみましょう。
(ぜんぶ私物)
キーンの購入は公式サイトをはじめ、ヨドバシカメラなど大手通販サイトでもできちゃいます。
初めての人はなるべく直営店に足を運ぶほうがいいですけどねー。
一般のスニーカーの足入れ感触とはかなり違いますので、豊富なサイズを履き比べてスタッフさんと相談しつつが無難です。
店に行くとユニーク以外のモデルの面白さにも気づけますしっ。
写真 © 高橋一史
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