ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃ...

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

※画像はイメージです。
(いえ「アフリ」なんですけど、3年前 @「新宿ルミネ1」なもので、現在とはちょい違う可能性が)

塩・柚子・細麺。
しお・ゆず・ほそめん。
シオ・ユズ・ホソメン。


味の特徴をカタカナだけで記載すると、なんのこっちゃ意味不明なことにいま気づきました。
「AFURI」です。
「アフリ」です。
「阿夫利」です。


“おしゃれ系ラーメン” の立役者。
そんなふうに思ってます。
ラーメン通な人だとまた見方が違うかもしれませんが。


今回ご紹介する新店舗の男性スタッフに聞きました。
「東京にある店の中で、もっとも客が入るのはどこですか?」
お答え。
「新宿のルミネですね。あと、横浜のジョイナスも!」


どちらも女性向けの人気ファッションショップが居並ぶ商業施設です。
アフリはそんな女性に支持される、オトコくささとは別の方向性を歩む店。
アパレルの店員さんも、アフリには行く。
和食と呼べる繊細で爽やかな味で、ヘルシーなイメージ。
それが大成功した秘訣なのでしょう。
外国人観光客の比率もすごく高いですよね。


この先どうなるのかな?と思っていたところ、
2019年11月13日(水)にオープンする最新の店をいち早く見に行ける機会を得られました。
そこで目にしたのは、
「空間もおしゃれに」、という考え方。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

特注のライトが下がり、壁面にはラーメン製造の様子を写したモノクロ写真をギャラリーふうに展示。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

壁面の一角は、まるで流行のコーヒーショップのよう。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

写真中央の、天井から下がった筒状のプロダクトはスピーカー。ここから流れるのはピアノの音色。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

入店してすぐ左は、ウェイティングスペース。行列店ならではのしつらえです。
この部屋に入る手前のスピーカーからは鳥の声が聴こえ、中に入ると水のせせらぎの音が。
実はこの “水” には意味があり……(後述します)。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

全国でも最大級の広〜い空間。右側の4人がけ席は、ここだけのもの。
カウンター席での、“バッグをどこに置くか問題” はありそうですねえ。
女性は床置きしませんから。
コートハンガーは別の壁面に用意されてました。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

入り口横のタッチパネル式の券売機。
醤油など、いろんな味があり。
おっさん世代から見ると、「ラーメンは素材も味もグッと上質になり、すっかりファストフードではなくなったな」という思いが。
プライスにそれが反映されてます。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

エントランス。いろいろ説明してくれた可愛いスタッフさんも特別出演。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

店の前から見えますのは〜、神奈川県・伊勢原市の阿夫利山(大山)。
アフリの名の由来は、この山の麓の水を使っているからだそう。
知らなかったっ。

店がある場所をまだお話してなかったですね。
東京・南町田グランベリーパークです。
どこかって?
最寄り駅が、「南町田グランベリーパーク駅」なんです。


「南町田」だった駅名を、新たに誕生するこの商業施設の名称に変更。
「高輪ゲートウェイ」も青ざめるスゴ技です。
さすがです、東急。
施設の運営も、東急。
町田市も参画。
(よく考えたら、南町田グランベリーパークは存在するワケですから、ゲートウェイより名前に説得力がありますね)


鉄道は、田園都市線。
半蔵門線・新玉川線の直結で、渋谷からだと急行で最速33分。
この駅に急行を停めることにしたそうです。
さすがです、東急。


東京ドームの約5個分という、公園やシネマコンプレックスも併設する広大な敷地を持つこの施設。
オープン日は、2019年11月13日(水)。
ほかにもお話したいファッションやアウトドアの店があるのですが、
次回以降のこの場で再びご紹介しようと思いますー。

ラーメン「AFURI」のいちばん新しい店は、まるでカフェな広々&おしゃれ空間。

11月4日に発売されたばかりのカップラーメンの新味、「まろ味」。

アフリの味を再現した、日清のカップラーメン。
一個いただいたので食べてみたら……これ、あなどれません!


揚げ麺タイプの典型的カップラーメンってこんなに進化してるんですね。
驚いたのは、細麺の風合い。
全粒粉を混ぜた特有の風味や、固めの食感がしっかり感じられます。
粉スープも柚子の香りがちゃんとして好印象。


この再現性で ¥220(税抜)とは。
アフリの方々もスゴいのでしょうけど、日清の開発の人もスゴいんでは?と。
山に登ってこれ食べたら、幸せな気分ですよ、たぶん。
現地の食事が口に合わない海外滞在の人も、
忙しくて店に行けない人も、
外出できない身体の人も、
人と一緒に食事できない精神の人も、
災害で避難している人も、
自分の居場所で楽しめる。
「そんな食体験を生み出せる人こそ、注目されるべきクリエイティブパーソンだな」
って思うのです。


写真 © 高橋一史

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