履き込んで汚れたくらいがスニーカーのカッコよさとされた時代は遠い過去のもの。クリーンで清潔なファッションが標準になった現代では、スニーカーも新品同然の状態のまま履き続けるのがクール。特に仕事中も履く大人層は、革靴と同様に日頃からケアするほうがいい。アディダスから新登場した次世代型のケア用品「adidas by DFNS」がその一助になるかもしれない。
多くのスニーカーの場合、ケア工程はさほど手間取らない。まずは入手した直後に防水スプレーを掛けるのが第一歩。その後は日常的に軽くブラシを掛けホコリを落とす。ゴムのアウトソールは汚れが目立つから、ワイプなどで定期的にクリーニング。スニーカー全体が汚れてきたらクリーナーで拭き取って清潔に。その後再び防水スプレーを掛ければ良好な状態が保たれる。

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アディダスがオランダの新進ケア用品メーカーのDFNS（ディフェンス）と提携したオリジナルパッケージの製品は、スニーカーケアに過不足ないラインナップだ。撥水／防汚スプレーの「プロテクター」、汚れ落としの「クリーナー」、臭い消しの「リフレッシャー」、汚れ落とし用品がセットになった「クリーニングキット」、スエードシューズの汚れ落とし用ブラシと消しゴムのセット「メンテナンスキット」、その他多岐に渡る。製品により「アディダス」と「アディダス オリジナルス」の2種類のパッケージがある。

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さらに特筆すべきは、これらの製品が地球環境に負荷を掛けないように作られたこと。DFNSは2019年にオランダで誕生し、無駄をなくすためケア用品を制作しているメーカーだ。「どうすればケアする製品の寿命を伸ばすことができるか」をテーマに開発している。環境負荷を避けるためにスプレー用品ではガスを使わず、空気駆動装置を搭載。圧縮空気で噴射するシステムにより室内でも使用が可能になった。従来のエアゾール缶は実際の中身は40％しかなく、DFNS製品は充填量の約98％を使用できると謳っている（数字はすべてDFNS調べ）。
DFNS製品の液体成分は、撥水スプレーも含めすべて水性、無溶媒、生分解性。成分においても地球環境に配慮されている。

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発売先は2025年4月25日（金）より全国のアディダスストア、及びアトモスのオンラインストアにて。DFNSのオンラインストアでは既に販売されている。休日のわずかな時間にケアするだけで愛用のスニーカーが長持ちして、人からも好印象を得る足元になれる。そんな役立ちグッズを見逃す手はない。