
ロールス・ロイス・モーター・カーズは、同社初の電気自動車「スペクター」に、ブラック・バッジ仕様を加えた「ブラック・バッジ・スペクター」の日本での展開を発表した。ブランド史上、最も高い出力を誇るモデルとなる。
最高出力は485kW(659hp)、最大トルクは1075Nm。新たに搭載された「インフィニティ・モード」では、ステアリングに設けられた専用ボタンを押すことで、ダイレクトなスロットルレスポンスが得られる。「スピリテッド・モード」では、0-100km/h加速が4.3秒となり、即応性のある走りを実現する。
エクステリアには、1980〜90年代のクラブカルチャーに着想を得た新色「ヴェイパー・ヴァイオレット」や、アイスド・ブラック仕上げのボンネットを採用。23インチの鍛造ホイールも新設計された。
5500個超の発光体を散りばめた「スターライト・フェイシア」を配置したインテリアも必見。計器類の表示色も、モード切り替えに連動して変化する。デジタルインターフェースは「SPIRIT」を採用し、5種のカラーテーマから選択可能だ。
納車は2025年第三四半期から。全国の正規販売店で取り扱われる。