キス×アディダスが織りなす春の機能美スタイル。フィールドから街角まであらゆるシーンを駆け抜ける新コレクションが誕生

  • 文:谷田部 凱
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ストリートの感性とフットボールのスピリットが、キス(Kith)とアディダス フットボールの共演によって軽やかに融合。7年振りのコラボレーションとして、4月18日より発売する「Kith for adidas Football Spring 2025 コレクション」は、日常をアップデートする“新たな機能美”を提案する。

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ワールドカップ優勝者であり、バロンドール受賞者でもあるプロサッカー選手のカカをモデルに起用。

ニューヨーク発のライフスタイルブランド「キス(Kith)」は、創業者ロニー・ファイグが築いた美意識のもと、ストリート、スポーツ、ラグジュアリーという異なる要素を独自の視点で融合させてきた。2011年の創設以来、わずか数年でグローバルブランドと数々のコラボレーションを成功に導き、ファッション界に鮮烈な存在感を示してきた新進気鋭のブランドである。そんなキスが、7年の歳月を経て再びアディダス フットボールとコラボレーションを果たした。待望の新作となる「Kith for adidas Football Spring 2025 コレクション」は、両者が思い描く“新たなライフスタイル像”を纏ったラインナップとして登場。

本コレクションの中心に据えられているのは、「スポーツ」「ラグジュアリー」「ライフスタイル」の3つの要素。それぞれが異なる文脈を持ちながらも、アウターウェア、ジャージー、トラックスーツ、Tシャツ、ニットウェアといった各アイテムの中で見事に共存している。たとえば、スタジアムコート(Stadium Coat)は、適度にゆとりを持たせたシルエットと、肩の動きを妨げないラグランスリーブによって、スポーツウェアとしての機能性を確保しつつ、素材には上質なレザーを採用。スポーティーな装いにラグジュアリーな気品を添え、まさに今回のテーマである“スポーツとライフスタイルの境界を超える”を体現した一着に仕上がっている。また、今回のコレクションのためだけに製作された特別なロゴやアートワークも見逃せない。キスとアディダス フットボールの共同ブランディングが、プロダクトに唯一無二の存在感を与えている。

さらに、アクセサリーカテゴリーでは、ヘッドウェア、スカーフ、バッグなどのアイテムも豊富に展開。ウェアとのコーディネートで統一感を楽しむもよし、ひとつのアクセントとして取り入れるもよし。いずれのアイテムも、日常に軽やかなエッジを加えてくれるだろう。協同するたび、数々の反響を呼んできたキス。新たな機能美をまとったアディダス フットボールとのコラボレーション「Kith for adidas Football Spring 2025 コレクション」もまた、注目を集めること間違い無いだろう。

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Stadium Coat (スタジアムコート)。コートの背面とフードにはアディダスのシグネチャースリーストライプスがあしらわれている。ウエスト部分には、体に巻き付けられるラップベルトが採用された。スポーティながらラグジュアリーな佇まい。
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「Suit Jacket & Pant」。キスのシグネチャーシルエット「Julius Blazer」 と「Kylan Pant 」をベースにしたモデル。高級感のあるウールとポリエステルの混紡素材を使用し、ダブルブレストのジャケットとツータックパンツが特徴だ。
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「Tracksuit」。アディダスのアイコニックなトラックスーツからインスパイア。カスタムニット素材とフロントのパイピングディテールで再解釈し、共同ブランディングのラベルを施している。ベージュとグリーンの2色展開。
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「Kith for adidas Football」のエッセンスを随所に織り込んだクロスボディバッグやダッフルバッグは、ブランドの個性を活かしつつも実用性に富んだモダンな表情に。アパレルとの相性も抜群で、素材とデザインの一貫性がスタイリング全体を引き締めてくれる。

Kith

https://kithjapan.com