
米ライオンズゲートが、製作中の『Day Drinker』(原題)のファースト・ルック画像を公開した。久しぶりにハリウッド作に出演するジョニー・デップの、別人のような姿が話題になっている。
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ロング白髪で印象ガラリ
デップはネイビーのジャケットを羽織り、ロックグラスを片手にどこか神妙な表情で遠くを見つめている。焼けた肌と、立派にたくわえたあごひげ、長い白髪は、これまでのジャック・スパロウ的な印象から大きく変わっている。
『Day Drinker』は、『(500)日のサマー』や今年公開の実写版『白雪姫』のマーク・ウェブが監督を務める。デップのほかに、ペネロペ・クルス、マデリン・クラインなどが出演。デップとクルスは、『ブロウ』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』『オリエント急行殺人事件』に引き続き、4度目の共演となる。
『Day Drinker』で、デップはプライベートヨットのミステリアスな乗客を演じる。クライン演じるバーテンダーが彼と出会い、クルス演じる犯罪組織の女とまさかの形で関係が展開する……というストーリーだ。
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7年ぶりのハリウッド復帰
デップは2023年に仏映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』に出演したり、『Modi: Three Days on the Wing of Madness』(原題)で25年ぶりにメガホンを取ったりしていたが、ハリウッド作に復帰するのは2018年の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』以来。映画ファンの間では期待の声が高まっている。
ここ数年ネットを賑わせていたのは、デップと元妻アンバー・ハードの法廷闘争。まさに「ハリウッドの泥沼離婚」騒動があったためか、デップのメディア露出は少なかった。
2人は2015年に結婚、2016年に離婚を申請した。薬物使用、不倫、暴力などに関する様々な噂が浮上し、デップは英タブロイド紙ザ・サンやハードを名誉毀損で訴えた。2022年、2人の間には示談が成立している。
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