米海軍が撮影したUFO動画が流出してネット騒然「物体は4機いて、海から浮上」

  • 文:吉井いつき
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Shutterstock ※画像はイメージです

米海軍が撮影したとされる新たなUFO動画が公開された。謎の物体は海から浮上してきて、目撃した軍人たちを驚愕させたという。

カリフォルニア沖に現れた4機のUFO


事件があったのは2023年2月25日のことだ。カリフォルニア沖を航行中だった米沿海域戦闘艦USSジャクソンの乗組員が、未確認空中現象(UAP、エイリアンのイメージが強くなりすぎたUFOという言葉に代わって近年使われるようになった用語)を目撃した。物体は4機いて、海から浮上してきたという。それらは発光していて、その動きは明らかにシンクロしていたそうだ。


「4機全てがタイミングを合わせて去っていったんだ」と、匿名のCIC(戦闘指揮所)オペレーターは証言する。このオペレーターは急いで持ち場に戻りレーダーを見たというが、物体はレーダーからも姿を消していた。


だが謎の飛行物体は、USSジャクソンに搭載されたStar SAFIREという特殊なセンサーで捕捉されていた。今回公開されたのはこのセンサーカメラの映像だ。映像には海から急浮上してきて空中をホバリングする物体の姿が映っている。もしこの物体が飛行機であれば、空中を移動する際にエンジンから発せられる熱の跡が残るのだという。しかし、映像の物体にそのような痕跡はない。つまり、この物体は未知のテクノロジーによって飛行していることになるのだ。

「なぜ低画質の映像しかないのか」


この映像の存在を明らかにしたのは、米ジャーナリストでUFO研究家でもあるジェレミー・コーベル氏とジョージ・ナップ氏である。映像は今月9日、コーベル氏のYouTubeチャンネルで「2023年に米海軍がとらえたtictac(チクタク)型UFO」として公開された。


ちなみに、tictacはアメリカで長く親しまれているミントキャンディだ。2004年に米海軍が奇しくも同じカリフォルニア沖でUFOを撮影した際、目撃者がその楕円体の形をtictacに例えたことから「チクタク型」と呼ばれるようになった。


動画のコメント欄には「ジェレミー、よくやった」「ありがとう」などの称賛の言葉が並ぶ一方、「なぜ4K8Kの時代に、未だこんな映像しか出てこないのか」「もっとはっきりした映像はないの」といった冷ややかな声も多い。


しかしながら、もしも未知のテクノロジーによるUAPが太平洋を我が物顔で飛び交っているならば、それは安全保障上の大問題だ。実際、カリフォルニア沖ではチクタク型の目撃が多発しており、その中には米軍関係者によるものも含まれている。コーベル氏は今回の映像の意義と、その秘められた危険性について警告を発している。


今回の映像について、現在のところ米軍はコメントを発表していない。


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公開されたUFO動画

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お菓子のtictac

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2004年に米海軍が撮影したtictac型UFO