下着を食べた愛犬に200万かけて緊急手術させた女性に「飼い主がだらしない」と批判続々

  • 文:山川真智子
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shutterstock_2368666667.jpg Photo:sophiecat/Shutterstock※写真はイメージです

米コロラド州の女性が、愛犬の手術で高額な請求を受け、助けを求めている。犬は今年初めに保護施設から引き取られた小型犬で、飼い主の留守中に下着5枚を食べていた。緊急手術で助かったものの、飼い主にとっては、予想外の大出費となった。

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帰宅してビックリ! に異変が…

通信社SWNSによれば、下着を食べてしまったのは、コロラド州ブルームフィールドに住むテリア種のミックス犬、レタだ。今年1月に、保護施設からサラ・オークリーさんに引き取られ、飼い犬としての生活をスタートしていた。

3ヵ月後のある日、サラさんが自宅に帰ると、レタが汚れた衣類の山の上に横たわっていた。その際、自分のショーツが見当たらないことにサラさんは気付いたという。

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いつもと違う! 緊急手術へ

やんちゃなレタは下着を口に入れることを覚えていたが、普段は吐き出していたそうだ。しかしその日は嘔吐が続いており、サラさんは事態の深刻さを理解した。

翌日獣医に緊急手術の予約を取り、サラさんはレタを車に乗せて運んだ。レントゲンに写ったレタの腸には、食べた下着がたっぷり詰まっていた。すぐに下着を取り除く手術を受けたが、その費用はなんと1万3000ドル(約192万円)に上った。

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食べた下着 あの人のブランドだった… 

手術を終えたレタは無事帰宅。現在はとても元気になり、家でゆっくり休んでいるという。サラさんは愛犬の行動を注視しつつ、しっかりケアをしているということだ。

愛犬を救えたのは喜ばしいことだが、手術の高額な請求書に、サラさんは頭を痛めている。クラウドファンディングで支援を募っているが、レタが食べてしまったのは、キム・カーダシアンのアパレル・ブランド、「スキムス」のショーツだったため、彼女に連絡して助けを求めたそうだ。

キムからの返事はまだないが、もしメッセージを見てくれれば、食べても安全な下着を作るなどの解決策も考えてくれるのではないかと、サラさんは期待している。実際にソーシャルメディアを見ると、衣類やタオルなどを誤食した犬の写真や動画がたくさん投稿されており、困っている飼い主は多そうだ。

一方、ニューヨーク・ポスト紙のコメント欄には、「犬は前から下着を口にする癖があったのだから、届かない場所に下着を置くべき」「洗濯物用のバスケットを使わないの?」「飼い主がだらしない」など、サラさんの至らなさを指摘する声もあった。

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レタとサラさん

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レタのお腹のなかには下着が…