
東京藝術大学出身の8人によるアート系クリエイター集団「アートゥーン!」が、2025年3月にYouTubeチャンネルの登録者数6万人を突破した。2024年8月に活動を開始して以来、「芸術をもっと身近に」というコンセプトのもと、アートとエンタメを融合させた動画コンテンツを精力的に発信し続けている。
メンバーは、真田、林、桶家、矢野、池田、おばん、八木、小松﨑。いずれも芸術に根ざした専門性を持ち、動画の企画から撮影・編集、オリジナルソングや小道具の制作に至るまで、自らの手でつくり上げている。
100本を超える投稿の中には、文字情報だけで楽曲を当てる「怪文書解読」や、ランダムに選んだ画材で絵を描く「右左どっち?」など、再生回数が100万回を超えるショート動画も。さらに、高級画材や楽器を見極める「格付けクイズ」や、50種以上の青い画材だけを使って作品を描く「青だけで絵を描きます」など、芸術の楽しさや奥深さを体感できる長尺コンテンツも好評を博している。
今後は、動画配信にとどまらず、展示会やイベントへの参加も予定しており、オンラインとリアルの両面で活動を広げていく見通しだ。
「アートゥーン!」を運営するのは、クイズメディア「QuizKnock」や記憶定着アプリ「Newmonic」などを展開するbaton。芸術とメディアの新しい形を提示するアートゥーン!の今後に注目だ。
アートゥーン!