軽やかなリネンシャツ、大人が選ぶべきはブラウンカラー! 今季お薦めの6選はこちら

  • 写真:加藤佳男
  • スタイリング:亀井 智(白山事務所)
  • 編集&文:飯野僚子
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誰にとってもスタンダードなアイテムだからこそ、毎シーズンさまざまなブランドがシャツをキャンバスに表現する。その中でなにを着るべきか? 今回は、春夏の定番リネン素材で、落ち着いた雰囲気のブラウンのシャツを紹介。

重たいコートを脱ぎ去る季節がやってきた。今特集では、老舗ブランドの新作や最旬シャツカタログに加え、アウターや小物との合わせなど、さまざまな視点からシャツを紐解く。無限の可能性を秘めるシャツの楽しさを、存分にお届けする。

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シルクのような光沢あるダークブラウン

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深い茶の色が美しいこちらは、経糸にシルクのようなビスコースレーヨン、緯糸にリネンを使用したツイル生地のオープンカラー。独特な光沢と、タンブラーワッシャー加工によって生まれたニュアンスが魅力。¥30,800/シュタイン(エンケル TEL:03-6812-9897)

シンプルなかたちで、ストライプを楽しむ

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無染色のナチュラルリネンのボディに、ブラックのペンシルストライプとまだら模様のボタンのコントラストが効いた一着。デザインはポケットなどを排した、シンプルなボクシーフィット。¥42,900/マーガレット・ハウエル(マーガレット・ハウエル TEL:03-5785-6445)

紳士の休暇を彩るハンティングシャツ

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英国王室御用達であるアイルランドの老舗リネンメーカー、スペンスブライソンの素材を使用。こちらは英国本国のパターンはそのままに、日本人向けにリサイズしている。羽織りにしてもさまになるデザインだ。¥34,100/コーディングス(真下商事 TEL:03-6412-7081)

60年代のムードが漂う総柄

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ブランドが創業した1960年代の雰囲気を持つこの総柄は、全米の数多あるファクトリーの中から発掘した特別なファブリック。仕様はキャンプカラーと呼ばれる開襟タイプ。¥45,100/インディビジュアライズド シャツ(メイデン・カンパニー TEL:03-5410-9777)

テーラード仕込みの美しいハリ

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医療用のスクラブシャツをイメージしたボディに採用されたのは、北アイルランドで織られた高級グレードの生地。本来はテーラードジャケットに使われる長繊維の糸を高密度に織り上げ、ハリを与えている。¥72,600/SEHケリー(マッハ55リミテッド)

オーセンティックなリゾートシャツ

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一般の開襟よりも開口部が曲線的なティー・ティー。Tシャツがまだリゾート文化の一部ではなかった時代の、イタリアのリラックス着を思わせる一着だ。生地は異なる糸をブレンドし、不均一な収縮を表現。¥44,000/ティー・ティー(ティー・ティー TEL:075-525-0402)

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