誰にとってもスタンダードなアイテムだからこそ、毎シーズンさまざまなブランドがシャツをキャンバスに表現する。その中でなにを着るべきか? 今回は「2枚目の白シャツ」のお薦め4選。
重たいコートを脱ぎ去る季節がやってきた。今特集では、老舗ブランドの新作や最旬シャツカタログに加え、アウターや小物との合わせなど、さまざまな視点からシャツを紐解く。無限の可能性を秘めるシャツの楽しさを、存分にお届けする。
『シャツからはじめる』
Pen 2025年5月号 ¥990(税込)
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白という表情の違いを、1枚で楽しむ
イタリアのシャツメーカー、バルバのスプレッドカラーシャツの胸に、同じ白でもそれぞれに異なる表情を持つ生地のパーツを叩きつけた。その佇まいはフォーマルのようでいて、至極モード。¥99,000/ジュンヤ ワタナベ マン(コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611)
これまでになかった、タフなドレッシー感
静岡県のカネタ織物と開発したのは、オーガニック超長綿の太い糸を極限まで高密度に織った、ドレッシーながらもタフな生地。その唯一無二なハリのある表情を、立体的なタートルネックが引き立てる。¥42,900/ノノット(ノノット Instagram@nonnotte_official)
白とグリーンの間を、染色によって表現
繊細な糸を使ったスーピマコットンのブロード生地を、ペールグリーンから白に移り変わるよう染色。重ね着の仕方によっては、完全な白シャツやカラーシャツに見える、着こなしがいのある一枚だ。¥33,000/グラフペーパー(グラフペーパー 東京 TEL:03-6381-6171)
メキシコの風を感じる、繊細なジャカード
着想源は、メキシコの博物館で見たジャカード織の柄。群馬県桐生産のコットンシルクのジャカードを使ったキューバシャツは、凹凸のあるレースのような独特な風合い。刺繍の代わりに用いるドビー織り柄も細やか。¥68,200/カレンテージ(メルローズ TEL:03-3464-3891)
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