いつもそばに置きたくなる、“お気に入り”のお茶を目指して

  • 写真:白石和弘
  • スタイリング:中田由美
  • 編集・文:久保寺潤子
  • PR(キリンビバレッジ)
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2024年のリブランディングによりパッケージが一新したキリン「生茶」。すっきりと洗練されたデザインが、現代のライフスタイルにマッチした。

日本で初めて缶入りの緑茶が登場したのは1985年のこと。当時、お茶は家庭の急須で淹れて飲むものと考える人が多く、お金を払って買うものではないという風潮があった。やがて90年代になると多くの緑茶飲料は苦みや渋みを強調した、緑茶らしい味わいを打ち出した。そこに一石を投じたのが2000年に発売された「生茶」(※)だった。お茶の成分のひとつであるテアニンに着目し、旨みや甘みを実感できる緑茶飲料が誕生したのだ。これにより緑茶は食事のおともとしての飲み物から、気分を変えたり味わいそのものを楽しむ嗜好品としての地位を確立していく。

時代の流れとともに消費者の嗜好も変化する。そこで「生茶」は16年、フルリニューアルを実施。喉の渇きを癒やす役割から一歩進んで、「現代の生活に合ったあたらしい緑茶文化を生み出す未来のグリーンティ」を目指す。この時に採用されたのが、「生茶葉鮮度搾り製法」と「かぶせ茶マイクロ粉砕」だ。前者は摘みたての茶葉の爽やかな香りを、後者は甘み・コク・香りの余韻を引き上げることを目的としたものだ。ボトルもガラス瓶をイメージしたものに一新し、緑茶飲料はまたひとつ新しいステージへと変化を遂げた。

※まる搾り生茶葉抽出物 加熱処理

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毎日がちょっと豊かになる、「生茶」のある風景

キリンビバレッジの青木佳菜子は、24年の「生茶」のリブランディングでパッケージデザインを担当。現代の気分に合わせた緑茶飲料のデザインを考える上でキーワードとしたのが“お気に入り”だ。「毎日自分の手元に置いても違和感がないもの、持っているとちょっとうれしくなるもの。そんなイメージで新しいパッケージを考えていきました。最近はデザイン家電に代表されるように、身のまわりのものが洗練されてきています。お洒落だけど主張が強くないもの、自分のまわりに置いてもきれいに気持ちよく過ごせるもの。そんな視点でデザイナーの村上雅士さんにパッケージデザインをかたちにしていただきました」

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フレッシュな甘みの生茶葉にフォーカスした、雫のデザインがポイント。

最大の改善ポイントは白を基調にしたラベルの色と雫のデザインだ。緑茶飲料といえば緑のラベル、という常識からいったん離れ、気分が上がる明るいイメージを考案。デザイナーの村上雅士は、発売以来、新しい緑茶のあり方を追究し続ける「生茶」のDNAを大事にしながら、現代のライフスタイルに合わせてアップデートした。「ラベルは丈を短くして背景を白にすることで、お茶そのものの色やシンボルの雫の緑が際立つようにしました。雫に描かれたラインは葉脈や水の流れ、太陽をイメージしました。2025年4月からは雫をより瑞々しい色にすることで、さらに洗練された印象になったと思います」と村上。

「緑茶に光を当てたい」という想いから始まった「生茶」のリブランディング。日本人のソウルドリンクとしての文化価値を大切にしつつ、現代にその魅力を発信したいというのがプロジェクトチームの理念だ。「味は毎年のように改良されているのですが、24年に新たに採用されたのが『凍結あまみ製法』です。微粉砕茶葉も約3倍に増やしたことで、苦渋みを抑え、新茶のようなあまみを実現しました。パッケージも軽やかになり、外にも持って出かけたくなるようなデザインに仕上がったと思います」と青木。

こうして緑茶飲料は、家で腰を落ち着けて飲むものから散歩やアウトドア、職場と、どんなシーンにも寄り添う“お気に入り”のドリンクへと進化を遂げた。「いまを生きる一人ひとりにとっての相棒のように、生活に寄り添ってくれる存在になってもらえたら」と話す青木。身近なものだからこそ主体的に自分らしいものを選ぶ時代。「生茶」があることで気持ちが上向き、日々の暮らしがちょっと豊かになるだろう。

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散歩の途中にひと休み。空を見上げながらリフレッシュ

ジョギングや散歩の途中にベンチでひと休み。太陽の光と風を受けながら青空を見上げれば、仕事や人間関係のモヤモヤも忘れてすっきりリフレッシュ。心をからっぽにして過ごす時間のかたわらには、爽やかな「生茶」がよく似合う。

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旅の相棒にお気に入りを連れていく

普段と異なる環境に身を置く旅先でも、旅行カバンに「生茶」があればいつもの自分に戻れる。すっきりとした味わいと香ばしさが特徴の「生茶 ほうじ煎茶」なら、移動の合間や軽食のおともにもぴったり。

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どんな菓子とも相性のいい、優しい甘み

リモートワークの日の休憩タイムは、冷蔵庫に冷やしておいた水菓子と「生茶」でほっとひと息。自分のために選んだお茶と菓子で寛ぐ時間が、午後の仕事のパフォーマンスを上げてくれる。

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リラックスタイムには、自分らしいひと時を

お気に入りの音楽は自分らしく居心地のいい時間を与えてくれる。素の自分に戻れるリラックスタイムには、「生茶 ほうじ煎茶」を。香ばしさがありながら後を引かないすっきり感は、ゆるやかに過ごしたい時に最適。

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写真4枚目

スーツケース スモール+(ストーン)¥67,000/モルン(モルン https://moln.com) カーディガン¥44,000/シュタイン(エンケルTEL:03-6812-9897) サングラスK-4¥49,500/エーシーカーニー(ソスト https://sost.store)

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七角グラス(細)各¥4,950/谷口嘉(オン・ザ・ショア https://on-the-shore.com)

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VL45 ラジオハウス ポータブルランプ¥88,000/ルイスポールセン(ルイスポールセン東京ストア www.louispoulsen.com)Bluetoothターンテーブル¥190,300/トランスペアレント(ネイビーズ  https://store.navys.jp)

キリン「生茶」

www.kirin.co.jp/softdrink/namacha

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