1853年に創業したスイスの老舗時計ブランドのティソから、2025年の新作として光のエネルギーを動力源とする「PRC 100 ソーラー」が発表された。従来のソーラーウォッチとは一線を画すその構造とは?

2005年に初登場し、ティソの歴史に名を刻んだ人気モデル「PRC 100」。その名は精密(Precise)、堅牢(Robust)、クラシック(Classic)を意味する。今回、その象徴的な12角形のベゼルを受け継ぎながら、最新の「ライトマスター ソーラー テクノロジー」を搭載し、さらなる進化を遂げた。
新作「PRC 100 ソーラー」は、サファイアクリスタルを通過する自然光や人工光をエネルギーに変換しムーブメントを駆動させる。従来のソーラーウォッチとは一線を画し、美しいダイヤルデザインを損なうことなく光を効率的に取り込む構造を採用。わずか10分の充電で24時間駆動し、フル充電時には暗闇でも14カ月間も動作し続けるのだ。


ステンレス・スチール製のケースとブレスレットを採用したモデルには、反射が美しいシルバーのサンレイダイヤルと、奥行きのあるグラデーションが美しいディープブルーのダイヤルを採用したふたつのバリエーションが登場。また、ケースとブレスレットにブラックPVDを施したオールブラックのモデルは、個性を際立たせる唯一無二の存在感を放つ。年内には34㎜のモデルも展開される予定というから楽しみだ。
持続可能な未来へ向けたティソの姿勢を体現するこの腕時計。日々、光を浴びて駆動し続けるこの一本は、常に挑戦を続ける人々の腕で、新たな歴史を刻むだろう。



ティソ
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