B:MING by BEAMSメンズディレクター影山達郎が手がける、気持ちよくアップデートされた日常着

  • 写真:齋藤誠一
  • 文:佐野慎悟
  • PR(キリンビバレッジ)
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影山達郎(かげやま たつろう)●1984年、埼玉県生まれ。ビームス 渋谷店(現在のビームス メン 渋谷)、原宿店などでショップスタッフとして勤務した後、アウトレット部を経てビームス オリジナルのMDとディレクターを兼務。2023年からビーミング バイ ビームスメンズ部門のディレクターを務める。

メンズ&ウイメンズのカジュアルスタイルからビジネススタイル、さらにはキッズ&ベビーや雑貨までを多彩にラインアップするB:MING by BEAMS(ビーミング バイ ビームス)。そのメンズ部門のディレクターを務めるのは影山達郎だ。同ブランドでは、日常をちょっとよくするアイテムが豊富に揃う。影山はビーミングのメンズ部門をディレクションする上で、日々どんなことを意識しているのか。仕事のこだわりを訊いた。

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ビームスのショールームでサンプルの仕上がりを確認。

メンズ部門の責任者として、オリジナル商品の開発から、別注やコラボアイテムの監修を中心に、シーズンのビジュアル制作や、カタログ制作、ショップの監修までを担当する影山は、ビーミング バイ ビームスをあらゆる世代のあらゆるシーンにフィットするライフスタイルレーベルと説明する。

「私がビーミング バイ ビームスを担当するようになってまだ2年半ほどですが、ビーミング バイ ビームスはビームスのカジュアルスタイルを担うレーベルなので、ビームスのオリジンであり根幹を担う“アメカジ”は、改めて大事にすべきスタイルだと考えています。ただ昔のアメカジをそのまま再現するのではなくて、シャツには吸水性や速乾性を求めたり、アウターには撥水性を求めたり、アメカジに対してさらに実用的な付加価値を盛り込むようにしています」

影山が担当した最近のプロジェクトの中で特に印象深かったのは、アウトドアブランドのモンベルとのコラボレーションだという。

「セレクトショップの中で、モンベルに別注できているのはビーミング バイ ビームスだけということもあり、日本を代表するアウトドアブランドとの取り組みというのは、私の中で非常に大きな経験となりました。これまでサンダルとインナーダウンを展開してきましたが、私が担当するようになってからもTシャツを新しく別注させていただき、少しずつアイテムのバリエーションを増やしていっている状態です」

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ものづくりの根底にある、オリジナルへのリスペクト

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ビーミング バイ ビームスで展開する、環境配慮を意識した「シンプル イエット」のTシャツ。和歌山県のメーカーと協業して育てた、オリジナルの綿花を使用して制作した。

ものづくりを通して影山が大事にしていることは、「オリジナルへのリスペクト」だという。

「もともと古着が大好きなので、いまも休日には原宿や下北沢、地元である埼玉県の大宮、遠くは大阪あたりまで遠征して、古着を買い漁っています。アメカジを再構築する話もそうですが、古いものを見たり、触れたりすることによって、いまならこんなシルエットで、こんなスタイリングで、こんな素材もあるというふうに、いろんなインスピレーションが得られます。自分でもものづくりをするようになって、改めてゼロからイチを生み出すことの大変さを痛感させられています。だから私はオリジナルから学ぶことをとても大事にしていて、そこから得られたヒントをもとに、現代のライフスタイルにフィットするアイテムへとアップデートするようにしています」

誰もが慣れ親しんだスタンダードを、より心地よい最新の素材やシルエットでさりげなくアップデートする影山の仕事は、我々の日常をちょっとよくするアイデアにあふれている。

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生茶とともに気持ちのいい暮らしづくりを仕掛ける

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この日は古着のインナーとデニムパンツに、ビーミング バイ ビームスのジャケットでスタイリング。

 

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ビーミング バイ ビームス プロデュース 生茶 グッズのデザイン画。

ビーミング バイ ビームスはキリンの「生茶」と消費者の暮らしを素敵にきもちよくする取り組みを行っており、影山はそのコラボTシャツのデザインを担当した。

「ビーミング バイ ビームスらしさと、生茶らしさをしっかりと感じられるようにするために、いろんなデザインのパターンを考えました。飲料メーカーと洋服のレーベルが交わる部分はなんだろうといろいろ考えてみた結果、飲んで気持ちいい、着て気持ちいいというところに私たちが共有する価値観があると思い、やわらかくて着心地のいいオーガニックコットンを素材に採用しました。大きなバッグも一緒にデザインしたので、このTシャツを着て、好きなものをバッグに詰め込んで、どこか気持ちのいいところに出かけたくなるようなアイテムになればいいなと思っています」

B:MING by BEAMS プロデュース 生茶 グッズの詳細はこちら

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外出時に欠かせない、エッセンシャルなアイテム

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影山が愛用する「instax“チェキ”」は、専用のレザーケースに入れて持ち歩く。

影山自身が出かける際に欠かせないアイテムを訊くと、撮った写真をいつでもプリントできる「instax“チェキ”」をバッグの中から取り出した。

「普段歩いていて、撮影に使えそうな場所があったりすると、これで撮影してロケ地候補としてストックしておくのに便利なんです。あとは、チェキプリントの余白にメモを書き込めるから、携帯で撮った写真をプリントするためのプリンターとしても使っています」

ヴィンテージで買い集めたティファニーのシルバージュエリーも、影山のさりげないトレードマークだ。

「30代前半で初めてディレクターに昇任した時に、自分へのご褒美として買ったのが最初でした。それまであまりジュエリーを身に着けるタイプではなかったんですが、そういう自分がステップアップするタイミングに合わせてジュエリーとか時計を新調すると、さらにモチベーションが上がる気がします」

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ティファニーのシルバージュエリーは、1980年代から90年代のヴィンテージ。

 

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最近は水分補給には水ではなくお茶ばかりを飲むようになったと語る影山。お酒ももっぱらお茶割りが好みだという。
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影山がデザインを担当した、ビーミング バイ ビームス プロデュース 生茶 オーガニック ロンT。背面には「生茶」のボトルデザインにも取り入れられているグリーンの雫型のアイコニックなモチーフをプリント。

 

B:MING by BEAMS プロデュース 生茶 グッズの詳細はこちら

キリン「生茶」

https://www.kirin.co.jp/softdrink/namacha

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