究極の地産地消を実践するシェフが魅せる、レクサスBEV(電気自動車)とのマリアージュ

  • 写真:齊藤誠一
  • 文:佐野慎悟
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LEXUS RZ●レクサス初のBEV専用モデルとして、2023年に登場。AWDのRZ450eは、運転状況や路面の状態に応じて前後の駆動力をコントロールする四輪駆動力システム「DIRECT4」により、雪道などの悪路でも安定した走りができる。

富山県の人里離れた山奥にあるオーベルジュ「レヴォ」を率いる料理人、谷口英司が雪深い山道でレクサス「RZ」の走りを体感した。BEV(電気自動車)に始めて触れた谷口は、そこからなにを感じ取ったのだろうか。

 

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谷口のスペシャリテのひとつ「レヴォ鶏」のドレッセで、皿にソースを注ぐ谷口。レヴォでは食材やワインだけでなく、皿や器類もすべて富山県内で活動する作家の作品を使用。

谷口英司●1976年、大阪府生まれ。国内外の様々なレストランで経験を積み、2014年に富山県で「レヴォ」を設立。20年に同県南砺市利賀村に移転し、オーベルジュとして再オープン。『ミシュランガイド北陸 2021』では2つ星を獲得。

標高1000m級の山々に囲まれた秘境の地、富山県南砺市利賀村に、オーベルジュ「レヴォ (L’evo)」はある。この地は、シェフ谷口英司が地産地消の〝前衛的地方料理〞を実践するために選んだ理想郷。オーベルジュのレストランでは、野菜はもちろん、猪や鹿などジビエの食材をほぼすべて近隣で調達しており、その豊かな自然の恵みを余すことなく味わうことができる。富山駅からクルマで1時間 30 分とアクセスは決してよくないが、多くの美食家たちがその味を求めてやってくる。

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創造性を刺激する、静かで上質な走り

近年稀に見る豪雪に見舞われた2月、谷口は雪が降りしきる山道で、初めてレクサス「RZ」を走らせた。これまでBEV(電気自動車)に乗ったことがなかった谷口が、ハンドルを手にしまず口にしたのは静粛性についてだった。

「クルマに乗って山へ食材を採りによく出かけるのですが、そんな時は、何も考えず、無欲の状態でいることが多いです。こんなふうに静かに運転できたら、料理のインスピレーションにもつながりそうですね」

谷口は、雪道や山道の運転における心地良い〝回生ブレーキ〞にも、大きな興味を示した。

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普段との視界の違いに最初は戸惑いながらも、すぐに低重心なRZならではの安定した走りと、快適性を追求したインテリアに心を奪われた谷口。

「雪道の下り坂では極力ブレーキを踏まないようにして走行するのですが、手元のレバー(パドルシフトスイッチ)で直感的に効き具合を調節できる回生ブレーキを使うと、快適に走れて衝撃的でした」

回生ブレーキは、車の運動エネルギーを電気エネルギーへと変換し、駆動用電池へ充電することで航続距離の伸長にも貢献している。また、人里離れた山中に暮らす谷口だが、レクサスではBEV購入時に、普通充電器と設置基本工事が無償で提供され、充電の基本となる自宅充電をサポートしているという点も安心だ。

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レヴォから車で約15分の場所にある、道の駅内に設置された充電ステーション。

「自然からの恩恵を受けながら、地産地消を追求している自分だからこそ、いろんなことを考えさせられました。走行時にCO2を排出しないのは、非常に魅力的です。レストランで使う送迎車にもBEVを採用すれば、自然の恩恵を楽しみに来てくださるお客さまに対しても、さらに深いメッセージを伝えられるでしょう。BEVの技術が進化していくことによって、自然との共存共生の道は着実に広がっていくと思います」

店の名前にも、常に「進化を続ける」という強い思いが込められている。レクサスRZが牽引するBEVの進化は、究極の地産地消を目指す谷口にとっても大きな助けとなっていくことだろう。

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飽くなき本質の追求が、想像を超えた感動をつくる

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レヴォで提供するワインの多くは富山県内にあるワイナリーから直接仕入れたもの。南砺市内のドメーヌ・ボーをRZで訪れ、近況報告を交わした。

「BEVは、自分と自然との距離 をさらに縮めることができると思 います。私が富山の自然と食材の ことを知れば知るほど、私の料理 は美味しくなっていくと確信して います。それが、地に根ざすとい うことだと考えています」

富山のあらゆる文化と風土から 得られた学びを原動力に、谷口の 料理は日々進化を続けている。

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レヴォのコースで扱われる肉はほぼすべてが地元の猟師が狩猟した野生のジビエ。天然の薪火でしっとりと焼き上げたイノシシのグリル。腐葉土で包んで焼き上げたカブを添えて。 

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満寿泉の酒粕など飼料から指定して育てた「レヴォ鶏」。モモ肉の中に、ムネ肉や、熊の脂と合わせて炊いた有機米を詰めて焼き上げた。

「私は料理の本質を追求したいと思っていますが、レクサスも同じように、数値的なスペックよりもクルマ作りの本質の部分に重きを置いていると思います。運転した後に残されたのは、想像以上の心地よさでした。走りや運転席の視界、ハンドリングなどはもちろん、スクリーンや座席といったインテリアの上質さなど、徹底したホスピタリティに感服です。私もわざわざ来てくれるお客さまに対して、そうやって想像を超える感動を提供し続けていきたいですね」

谷口とレクサス、両者が追求する技術や機能は、単に生活を便利にしたり欲求を満たしたりするのではない。人々の情感そのものに訴えかけ、ライフスタイルを豊かに彩ってくれる、本質的な価値がそこにはあるのだ。

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