TAICHUNG 台中/台湾

美術館と図書館が一体化した国内初の文化施設「台中緑美図(たいちゅうりょくびず)」。日本の建築家ユニットSANAAと台湾の劉培森(リゥ・ペイセン)建築師事務所が手を組み注目を集めているが、12月のオープンを前に、世界的な人気を持つグラフィックデザイナー、アーロン・ニエが手掛けたビジュアルアイデンティティが発表された。それぞれの施設のロゴは、シンプルかつタイムレスなデザインを追求。各々が独立しながらも相互につながり、環境と空間の流動性を表現している。オリジナルのピクトグラムやフォントもデザインされ、施設内の掲示物や販売グッズに用いられる。新たな台中のランドマークに期待が高まる!

※この記事はPen 2025年4月号より再編集した記事です。