気分に合わせて"香りを持ち運ぶ"斬新なスマホストラップが登場! その着想は「AQUOS R9 pro」の高画質カメラから

  • 写真:齋藤誠一
  • 文:力石恒元
  • ヘア&メイク:岡田いずみ
Share:
シャープ「AQUOS R9 pro」と「インセンス ストーン ストラップ」。ブラックのレザー製で、ユニセックスに使えるアイテムだ。

シャープのスマートフォンの最新機種「AQUOS R9 pro」向けに、ファッションブランドとコラボレーションした「Incense stone strap(インセンス ストーン ストラップ)」がリリースされた。"記憶と香りの関係"に注目し、「好きな香りを持ち歩く」ことができるストラップの魅力を、アロマ調香デザイナーの齋藤智子さんに聞いた。

ファッションブランドがつくる、アロマストーン付きストラップ

今回、シャープ「AQUOS R9 pro」とコラボレーションしたのは、韓国出身のデザイナーのイン・チソンさんが手がけるファッションブランド、イン(IHNN)だ。2015年からスタートし、感受性豊かな色彩とプリント、繊細で重厚感ある素材を組み合わせ、上質かつ現代的なアイテムを展開している。

デザイナーのインさんは、「AQUOS R9 pro」の背面に大きく配置された黒いレンズに注目。これはライカ監修の高性能カメラで、「インセンス ストーン ストラップ」のアイデアを着想源となった。写真と言えば「記憶」を残すものであり、彼の中で記憶と強く結びついていたのが「香り」だった。そこから、“香りの記憶を写真とともに残す”をコンセプトに、高級感のあるレザーストラップに、香水やアロマを染み込ませることができる香石を搭載するという、ユニークかつスタイリッシュなデザインを生み出した。

この記事では、“香りを持ち運ぶ”という新しいライフスタイルを提案するストラップを、アロマ調香デザイナーの齋藤智子さんが体験し、その唯一無二の魅力を語る。

2025_0304_pen-sharp29922-(1).jpg
齋藤智子⚫︎京都で十代続く家に生まれ、幼い頃から親しんできた白檀の香りに惹かれて調香の世界へ。15年間で創作した香りは6000種以上。天然精油にこだわり、国内外で企業やホテル、ブランドなどのアロマ空間演出に携わるほか、美術館での創香などアート分野の企画も多い。著書に『アロマ調香デザインの教科書』(BABジャパン)、『暮らしの図鑑 香りの作法』(翔泳社)がある。

齋藤さんは、天然の精油を使い香りをデザインするアロマ調香デザイナーとして活躍。「トモコ サイトウ アロマティーク スタジオ」を主宰し、香りを通してプロダクト開発や空間演出、ブランディングを手掛けている。

12025_0304_pen-sharp30168.jpg
2025_0304_pen-sharp30184.jpg
左:付属のアロマストーン。アロマオイルや香水を含ませることで、いつどこにいてもお気に入りの香りが楽しめる。 右:編み込みされたレザー製の肩当て。

そんな齋藤さんに、香りと記憶の関係について聞いた。

「香りは、記憶や情動を司る大脳辺縁系に0.2秒という速さで直接届くため、記憶や気持ちと密接に関係しているんです。つまり、思い出や印象の質に、香りは大きな影響を与えるということ。私も香りをつくる際は、『この香りを嗅いだ相手に、どんな気持ちになっていただきたいか』を第一に考えています」

さらに、香りを常に纏うことの素晴らしさを教えてくれた。

「『インセンス ストーン ストラップ』は、アロマを染み込ませる多孔質石を日々持ち歩くスマホのストラップに付けることで、外出中も気分を上げたり、リラックスしたりできる香りを気軽に楽しむことができます。好きな香りで心を整えながら、その瞬間を記憶に残すことができるって、素晴らしいですよね」

2025_0304_pen-sharp30042.jpg
「インセンス ストーン ストラップ」を着用した齋藤さん。「レザーなので、着け心地もやわらかくていいですね」

「インセンス ストーン ストラップ」の詳細はこちら

---fadeinPager---

シーン別・お薦めのアロマとは?

2025_0304_pen-sharp30055.jpg
カラフルなパッケージが特徴的な「トモコ サイトウ アロマティーク スタジオ」(写真左下)の中から、お薦めの香りをレコメンドしてもらった。

齋藤さんの言葉からもわかるように、『インセンス ストーン ストラップ』を身に着ければ、きっとQOL(クオリティ・オブ・ライフ)も上がることだろう。より心地よく、また自分らしくいられるために、どんな香りを選べばいいのだろうか。齋藤さんが手がけるアロマブランド「トモコ サイトウ アロマティーク スタジオ」の中から、日常シーンに合わせたお薦めの香りを紹介してもらった。

まず、集中したい時、心地よくなりたい時。

「ひとつは、気持ちがクリアになるようなすっきりしたレモンやゆずに加えて、嗅ぐとリンパの流れがよくなる芳香成分が含まれる檜やジュニパーを配合した『ニュームーン(新月)』。心を研ぎ澄まし、いらないものを削ぎ落とすというイメージでブレンドしている香りです。もう一つは、私のシグネチャーとも言える、日本の木の香りを凝縮した『ゼロ』もお薦めです。和歌山の檜、京都の杉、九州の芳樟(ほうしょう)、北海道の椴松(とどまつ)、高知のゆずやベルガモットを配合しており、気持ちが落ち着き、調う香りになっています。それぞれ、朝起きた時に嗅ぐと一日すっきりした気持ちで過ごすこともできます」

2025_0304_pen-sharp29993.jpg
「クレセントムーン」を実際にアロマストーンに含ませてみる。使用量について、「1滴垂らせば十分」と齋藤さん。

続いて、エネルギーチャージをしたい時。

「『クレセントムーン(三日月)』は、明るい印象のオレンジやマンダリンといった柑橘系の香りと、ローズ・マリーや椴松、ショウガ科の月桃(げっとう)などの身体を温めてくれるやわらかい香りがブレンドされています。嗅ぐと活気が出て、アクティブになります。朝もいいですが、お昼の後、『もうひとがんばりしたい!』という夕方の前に身に付けるといいと思います」

最後は、華やかさの香りを纏いたい時。

「“達成感”をテーマにブレンドした『フルムーン(満月)』。ローズやイランイラン、ゼラニウムという、艶を感じる芳醇な香りが含まれています。大人のムードや色気を演出するとともに、気持ちを緩める効果もあります。好きな人やパートナーとゆったり過ごす日にぴったりです」

 

「インセンス ストーン ストラップ」の詳細はこちら

---fadeinPager---

写真と香りで記憶をデザインする「AQUOS R9 pro」

2025_0304_pen sharp30145.jpg
スマホでもデジカメでも、日々多くの写真を撮るという齋藤さん。

上質な香りをつくるために全国の蒸留所を巡ったり、自身のイベントやセミナーを開催したりと、日々忙しく活動する齋藤さんは、スマートフォンのカメラとストラップは欠かせない相棒だという。実際に「AQUOS R9 pro」と「インセンス ストーン ストラップ」を身に着けるやいなや、「すごくカッコいい。これ、ほしいです!」と感動した様子。

「いままでいくつもスマートフォンのストラップを使ってきましたが、これほど洗練されたデザインはなかったです。編み込んだ上質なレザーに、球体の香石がアクセントとして映えますね。ケース(別売り)と合わせて黒で統一されているので、とても上品な印象で、ビジネスシーンにも合います。火山石は多孔質石で空気の通り道が多いため、すごく軽く、香りを自然に送り出します。今回の撮影では『クレセントムーン』を付けて過ごしてみたのですが、自分の生活に溶け込むように、さりげなく香ってくれました」

AQUOS_R9_pro.jpg

「AQUOS R9 pro」H162×W78×W9.3mm(突起部除く)¥194,700 ※編集部調べ

「AQUOS R9 pro」の詳細はこちら

目に見えない香りのイメージをつかみ、人に伝えるために、常に写真を撮っている齋藤さんのスマートフォンには、何万枚というイメージソースが保管されている。さまざまな被写体を撮る彼女に、「AQUOS R9 pro」はどう映ったのか。

「私はふだんライカのカメラを使って、調香の着想となる風景や資料を撮り溜めているのですが、『AQUOS R9 pro』のカメラ機能をライカが監修していると聞いて、すごく気になっていました。実際に写真を撮らせていただいて、美しい画質に驚きました。目で見るよりも、明るく、くっきりした写真が撮れる印象です」

標準カメラは、約5,030万画素の大型1/0.98インチセンサーが多くの光を取り込むことで、鮮明でディテール感豊かな写真を撮ることが可能。そのほか、風景撮影やマクロ撮影を得意とする焦点距離13mmの広角カメラや、ぼけ感のあるポートレート撮影ができる望遠カメラを備え、自分のイメージに近いビジュアルを残すことができる。さらに、AIを使って正確な色みを表現する「14chスペクトルセンサー」も搭載。まさに死角なしのカメラ機能だ。

「『AQUOS R9 pro』があれば、美しい写真と好きな香りとともに、一瞬一瞬を"大切な記憶"にデザインできると思います」

 

「インセンス ストーン ストラップ」の詳細はこちら

スマートフォン「AQUOS」公式サイト

https://jp.sharp/k-tai