カルティエが大阪・関西万博に「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」を出展する。2020年のドバイ国際博覧会でも話題を集めた本パビリオンの見どころを、グローバルアーティスティックリードを務めるエズ・デヴリンクが語った。
Pen最新号『大阪 再発見』の第2特集は、4月13日に開幕する「大阪・関西万博」。万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」だ。会場には158の国・地域と7つの国際機関、8つのシグネチャーパビリオン、13の民間パビリオンと4つの国内パビリオンが並び、世界中からトップクリエイターと最先端テクノロジーが集結する。パビリオンを手掛けているクリエイターや研究者たちに、知られざる万博の魅力や見どころを案内してもらった。
『大阪 再発見』
Pen 2025年4月号 ¥880(税込)
▼購入はこちら
Amazon 楽天 セブンネット タワーレコード HMV
ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier

2020年ドバイ国際博覧会で話題となったウーマンズ パビリオン。大阪・関西万博でもカルティエは、政府や博覧会協会とともに共同出展する。「ともに生き、ともに輝く未来へ」をコンセプトに掲げ、すべての人々が平等に生き、尊敬し合いながらそれぞれの能力を発揮できる世界を目指す。グローバル アーティスティック リードを務めるエズ・デヴリンに見どころを聞いた。
「このパビリオンの使命は、深い親密な体験を通じて、ジェンダー平等への視点の転換を促すことです。世界中から集まったストーリーは私に大きな影響を与え、地球上のあらゆる場所でより平等な世界のために戦っている人々がいることを教えてくれました。参加者一人ひとりが、自分のコミュニティに変化をもたらす力を持ち帰ってくれることを願っています」
完全没入型のオーディオ&ビジュアルデザインも注目だ。
「参加者は名前を伝え、データと対峙したり、手のひらに展示要素を投影しながら、物語の中に入ったような感覚を味わえます」
五感に訴える大規模な彫刻や舞台を多く手掛けてきたエズにとって、このパビリオンはコミュニティの実験の場でもあるという。
「新たな目的や視点を見出すことを目指す一方、私たちを取り巻く気候や文明の危機的問題にも目を向けます」



エズ・デヴリン
現代美術家
光、音楽、言語を組み合わせた大規模な彫刻作品を制作し、気候変動に関する人々の理解や行動変化を促している。ドバイ国際博覧会では万博初の女性デザイナーとして英国パビリオンを手掛け、AIが生成する詩をファサードに表示し、話題に。大阪・関西万博ではグローバル アーティスティック リードを務める。