お腹の中から“靴下を24足”出てきた子犬に話題騒然「レントゲンで胃が異物でパンパンに」

  • 文:吉井いつき
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※画像はイメージです Slava Zolotko-Shutterstock

子犬はふざけてなんでも食べてしまいがちなものだが、時にそれが命の危機を招くこともある。米カリフォルニア州のとある子犬は、異物の誤飲で死にかけて、お腹の中から実に24足もの靴下が出てきたという。この驚くべきニュースは、米ニューヨークポストなど、多くのメディアで取り上げられた。

子犬が突然嘔吐し…


今年2月16日、米カリフォルニア州に住むバーニーズ・マウンテン・ドッグの子犬ルナ(生後7ヶ月)は、自宅で突然嘔吐し出した。腹部も膨張してぐったりしているルナを、飼い主はすぐさまコロナ動物緊急センターへと運んだ。


獣医師による診断の結果、嘔吐の原因は異物の誤飲と判明した。ルナのレントゲン写真には、胃や腸が異物でパンパンに詰まっている様子がはっきりと写っており、腸閉塞を起こして危険な状態だった。すぐにルナの緊急手術が行われ、胃と腸の中から異物を取り除く処置が行われたのだが、そこで獣医師たちは信じられない物を目にした。


ルナのお腹の中からは出てきたのは、24足の靴下に、シュシュ1つ、ヘアゴム2つ、靴の中敷一つ、小さなロンパース1着、その他布切れなど、合計44個もの異物だった。


バーニーズ・マウンテン・ドッグは大型犬で、ルナはまだ子犬といえど、すでに大人の中型犬くらいの大きさがある。飼い主によると、ルナは普段から靴下に対する執着が強かったといい、飼い主の気づかない間に大量に食べてしまっていたようだ。幸いなことにルナは無事で、手術後の経過も順調、体調も回復しつつあるそうだ。


手術の翌日、コロナ動物緊急センターは自身のInstagramアカウントに、ペットの異物誤飲への警告と共に、ルナのお腹から見つかった異物の画像を投稿した。机の上にずらりと並べられた靴下の画像はたちまち大きな反響を呼び、投稿には6800件以上のいいねがつけられた。コメント欄には「怖い!」「犬が無事で本当に良かった」という声と共に、「私のバーナードも靴下が好き」「愛犬の糞から靴下が出てきたことがある」というゾッとするコメントも綴られていた。


コロナ動物緊急センターは、「犬の嘔吐や腹部の膨張に気づいたら、迅速に獣医師に連絡してください」と呼びかけている。

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ルナのレントゲン写真

 

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coronaanimaler-Instagram

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coronaanimaler-Instagram

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coronaanimaler-Instagram ルナのお腹から出てきた異物

 

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ルナのお腹から出てきた異物