国境と時代を超えて愛された“永遠の妖精”。 オードリー・ヘップバーンの写真展が銀座で開催中

  • 文:Pen編集部
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© The Kobal Collection / G.I.P.Tokyo

銀座にあるギャラリー、Art Gallery M84で、世界中から愛された女優、オードリー・ヘップバーンの写真展が開催中だ。愛らしく、聡明で、気品あふれるその姿は、“永遠の妖精”と称され、多くの映画ファンを魅了してきた。本展では、『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『マイフェア・レディ』などをはじめとした、彼女の代表作である映画のワンシーンやポートレートのモノクローム作品など約30点が並ぶ。さらに、展示の中にはフイルムから当時プリントした超貴重なアンティークまでも見受けられる。

ブリュッセルのイクセルで生まれたヘプバーンは、ベルギー、イングランドを経て、第二次世界大戦中にはナチス・ドイツが占領していたオランダのアーネムに住んでいたこともあった。当時まだ少女だった彼女は、草やチューリップを食べて飢えをしのぎ、生涯その辛さを忘れず、無我夢中で働いた。人の好意にあぐらをかかず、目をかけてもらうだけでもありがたい事だと感謝し、尊重することで、彼女は今もなお私たちに夢と希望を与え続けてくれる女優として成功を掴んだ。そんな彼女のさまざまな一面を見れる本展で、その魅力を思い切って堪能してほしい。

オードリー・ヘップバーン 写真展『永遠の妖精』

開催期間:開催中~3月22日(土) 
開催場所:Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5F
開館時間:10時30分~18時30分 ※最終日は17時まで
休館日:日
料金:¥800
http://artgallery-m84.com