スコットランドのハイランド地方を代表するシングルモルトウイスキーのひとつ、グレンモーレンジィ。その創業は1843年に遡る。スコットランドで最も背の高い蒸留器によってピュアな蒸気のみを抽出。エレガントでなめらかな味わいによって、グレンモーレンジィは世界中のウイスキーファンを魅了している。
そんな長い歴史と伝統を有するグレンモーレンジィが、設立以来初めてセレブリティを起用したグローバル・キャンペーンを発表。現在公開中の映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』への出演でも話題のハリソン・フォードがブランドアイコンとなり、オリジナルムービー『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・スコットランド』が制作されたのだ。
映画館の大スクリーンで、オリジナルムービーを鑑賞

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・スコットランド』は、スコットランド・ハイランド地方を訪れたハリソン・フォードと、ウイスキーづくりに携わる職人や地元の人々との交流を描いた作品だ。撮影も実際にグレンモーレンジィ蒸留所で行われ、ハリソン・フォードはウイスキーづくりに触れ、スコットランド英語の発音やキルトのエチケットといった文化を学び、シングルモルトのグラスを傾けながら地元の人々と語り合う。
メガホンを取ったのは、俳優であり、映画監督でもあるジョエル・エドガートンだ。作品では、ハリソン・フォードがウイスキーの奥深さに引き込まれていく姿だけでなく、ユーモアにあふれる演技など、稀代の名優のこれまでに見たことのない新たな一面を引き出している。そして、そんな彼の姿と共鳴するような、グレンモーレンジィの奥深い世界観を見事に表現した。

話題の新作映画さながらに内容が気になる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・スコットランド』だが、日本でのお披露目となる上映会がユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、ブランドディレクターを務める鈴木博文が登壇した。
ハリソン・フォードを起用した理由について「彼自身がスコッチモルトのファンだからこそ、ウイスキードリンカーをリアルに体現できる」と説明し、「グレンモーレンジィ伝統のクラフツマンシップ、つまりは製品のこだわりの部分と、ハリソン・フォードがこれまで築き上げてきた俳優としてのこだわりがマッチしている」と評した。
「このムービーは映画のようなストーリー性があり、ハリソンさんの軽快なユニークさが光る作品になっています。実際にスコットランドのハイランド地方で全編撮影をしまして、グレンモーレンジィ蒸留所や歴史ある古城のアードロス城などでロケを敢行。蒸留所のスタッフとの交流を交えながら作品をつくり上げています」
クリエイティブチームにもこだわりがあり、ジョエル・エドガートンがメガホンをとったからこそ、ハリソン・フォードのちょっぴり意地悪なユニークさもしっかりと作品の中で表現されていると話す。
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