12時が示す“支援の時”。ノモス グラスヒュッテから国境なき医師団モデルが登場

  • 文:Pen編集部
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新たにノモス グラスヒュッテから発表された「ラドウィッグ ネオマティック 国境なき医師団支援モデル」

ノモス グラスヒュッテは、ドイツ時計産業の中心地・グラスヒュッテで1990年に創業したブランドだ。バウハウスの理念とドイツ工作連盟の精神を継承し、シンプルかつ機能的なデザインを追求し続けている。すべてのムーブメントを自社開発・製造し、グラスヒュッテの厳格な基準を満たすことで、ドイツ製高級時計ブランドとして確固たる地位を築いている。また、デザインはベルリンのスタジオで手がけられ、150以上の国際的なデザイン賞を受賞するなど時計業界において高い評価を得る。

そんなノモス グラスヒュッテは2012年以来、緊急医療団体「国境なき医師団」と協力を続けてきた。その支援活動の一環として、特別な機械式腕時計を製作し、売上の一部を寄付する取り組みを実施している。今年、その最新作として登場するのが「ラドウィッグ ネオマティック 国境なき医師団モデル」である。「ラドウィッグ ネオマティック」はノモスグラスヒュッテのクラシカルなドレスウォッチであり、ローマ数字を配したエレガントなデザイン、精緻なベゼル、控えめなラグなど、グラスヒュッテの時計づくりの伝統を体現するモデルだ。

この特別モデルでは、ホワイトエナメル仕上げの文字盤に、赤色のローマ数字「12」が配置されている。この赤いインデックスは、国境なき医師団エディションの象徴であり、「支援の時」を示すメッセージである。また、通常モデルにはないブラックのディテールが随所に施され、特別感を演出している。6時位置には「Ärzte ohne Grenzen(国境なき医師団)」の刻印が入り、裏蓋には「Sondermodell Ludwig für Ärzte ohne Grenzen」とシリアルナンバーが刻まれる。

36.4mm(NM282.S2)と38.5mm(NM250.S2)の2サイズ展開で、それぞれ250本限定。売上の一部、合計125,000ユーロが国境なき医師団ドイツ支部へ寄付される。腕元で時を刻みながら、医療支援という大義に貢献する1本と言えるだろう。

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ラドウィッグ ネオマティック 国境なき医師団支援モデル/左:自動巻き、SSケース、ケース径36.4mm、パワーリザーブ約43時間、レザーストラップ、シースルーバック、50m防水。¥589,600 右:自動巻き、SSケース、ケース径38.5mm、パワーリザーブ約43時間、レザーストラップ、シースルーバック、50m防水。¥627,000

 

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自社製自動巻きキャリバー「DUW 3001」を搭載。厚さわずか7.0mmの超薄型設計ながら、グラスヒュッテ3/4プレートや青焼きネジを備えた高精度ムーブメントだ。シースルーバックから、その美しい仕上げを堪能することができる。

大沢商会

TEL:03-3527-2682

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