
オメガとスウォッチのコラボレーションによる「ムーンスウォッチ 1965」が3月1日より発売された。2022年からスタートしたオメガ「スピードマスター」とスウォッチによるコラボレーションの最新作だ。いまから60年前の1965年3月1日、NASAは宇宙ミッションに適したクロノグラフを選定するため、さまざまなブランドの時計をテスト。11項目に及ぶ耐久試験を経て、選ばれたのが「スピードマスター」であった。
その歴史的瞬間を記念し、「ムーンスウォッチ 1965」は当時のスピードマスターの特徴を再現。オメガのヴィンテージロゴ、伝統的な書体、クラシカルな針を採用し、60年前のスタイルにモダンな解釈を加えている。さらに、2024年に発表された「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」のホワイト文字盤へのオマージュとして、鮮やかなホワイトダイアルを採用した。
特筆すべきは、文字盤に秘められた“1965”のメッセージだ。10時位置のカウンターには「19」、2時位置には「65」の数字が表示され、宇宙開発史に刻まれた1965年を象徴している。それぞれ19時間、65分を積算する独特なクロノグラフ機能となっている。さらに、UVライトを当てることで「1965」の文字が浮かび上がるギミックが施されている。針とアワーマーカーにはグレード「A」のスーパールミノバがコーティングされ、暗闇でも高い視認性を確保する。

ケース素材にはスウォッチ独自のバイオセラミックを使用。グレーのベルクロストラップを組み合わせ、宇宙飛行士の装備を彷彿とさせるデザインとなっている。また、スピードマスターのアイコニックな「ドットオーバー90」のタキメーターベゼルも忠実に再現された。
「ムーンスウォッチ 1965」は、世界中の厳選されたスウォッチストアで販売中。購入は1日1本の制限付きとなる。メモリアルなこの1本をぜひ手に入れよう。


スウォッチ グループ ジャパン
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