個展『竹中直人写真展:Xiaomi 14T Proで切り取った瞬間(とき)』の会場となった、銀座 蔦屋書店のイベントスペース、GINZA ATRIUM。
俳優、映画監督、写真家、画家、ミュージシャンと、あらゆるフィールドで独自のクリエイティビティを発揮する竹中直人が、ライカと共同開発したカメラを搭載したスマートフォン「Xiaomi 14T Pro」を使って撮影した写真作品を展示する個展『竹中直人写真展:Xiaomi 14T Proで切り取った瞬間(とき)』が、3月15日と16日の2日間限定で、銀座 蔦屋書店のギャラリー、GINZA ATRIUMで開催。2日間で2500人以上の来場者で賑わった。
会場では、これまでライカのフィルムカメラやデジタルカメラを長年にわたって愛用してきた竹中が、京都、九十九里浜、国分寺、九州など日本各地で撮影した40点の作品が展示されたのと同時に、3月13日発表の「Xiaomi 15 Ultra」「Xiaomi 15」の体験ブースも設置。来場者たちはどこよりも早くXiaomiの新機種を手に取って、ライカならではの情緒豊かな表現力を体験した。
週末の銀座で開催された個展は、入場料無料ということもあり、買い物の合間に訪れた家族連れや、旅行中に訪れた外国人の姿も多く見られた。
作品のプリントや展示レイアウトにも、竹中のこだわりが光る。あえて額装せずに展示したスタイルからも、なにげない日常を写した等身大の姿が垣間見えた。
作品に近づいて細部まで目を凝らしてみると、解像度の高さはもちろんのこと、Xiaomiの描写力の精密さに驚かされる。
展示された写真作品は、大判サイズに引き伸ばされていても、ライカならでは描写力と微妙な色彩の表現力は健在だ。
会場内に展示された作品と作品との間には、所々に竹中が書き込んだメモやイラストが掲示されており、その内容と写真作品の関係性を推測してみると、さらにストーリーが広がっていく。青春時代を過ごした思い出の場所で撮影した作品も多く、まるで記憶の中にいる誰かに向かって、懐かしげに語りかけているようにも見えた。
会場には2日間とも竹中本人も訪れ、その私小説のような写真世界とともに、表現を可能にしたXiaomiの魅力を伝えた2日間限定の贅沢な展示は、大盛況の内に幕を閉じた。
作品を展示する壁面に囲まれた会場の中央には、竹中が使用した「Xiaomi 14T Pro」が展示された。
Xiaomiがライカと共同開発したトリプルカメラを搭載した「Xiaomi 14T Pro」は、1200万画素超広角15㎜から、5000万画素広角23㎜、5000万画素望遠60㎜と、最高峰の描画性能を誇るライカ ズミルックスレンズが幅広いレンジを網羅し、最短撮影距離10cmのマクロ撮影も可能。「Leicaオーセンティック」と「Leicaバイブラント」という2種類のイメージプロファイルは、被写体に合わせてライカらしい表現を可能にした。¥109,800〜
新世代ライカクアッド カメラシステムを搭載した最新の「Xiaomi 15 Ultra」に、レリーズシャッターボタンとサムレストが付属するPhotography Kitを装着したデモ機も展示された。
個展開催の前日、会場設営も大詰めに差し掛かった夜間に、展示の最終チェックに訪れた竹中は、いつの間にか会場のエントランスに掲出されたポートレイトに自ら落書きを施し、そのことを誰にも悟らせぬまま、風のように会場を後にした……。