フレグランスやスキンケア、ボディケアまで、精油にこだわったアイテムが多数揃うTHREE。前回の記事では、なぜ精油にこだわるのか、そしてどのような取り組みをしているのかを、THREE ホリスティックセンターのセンター長、佐井賢太郎さんが語ってくれた。

今回は、モデルで映像作家の安井達郎さんに、THREEのフレグランス「エッセンシャルセンツ」について語ってもらった。安井さんが日々の暮らしのなかで気持ちを切り替えるためにしていることや、「エッセンシャルセンツ」を生活のなかでどのように使うのがおすすめかを紹介する。

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精油から生まれた香り「エッセンシャルセンツ」とは

左から順に７種の「THREE エッセンシャルセンツ」。00 WRITTEN IN STONE、01 IN BLOOM、02 DAYS IN THE TREES、03 BLACKCURRANT BERET、04 SPIRIT OF EDEN、05 AFTER THE RAIN、06 TASTE THE AIR　各￥5,060〜5,390

天然の精油のみで香りを構築したフレグランス「エッセンシャルセンツ」。数あるTHREEのアイテムのなかでも、精油へのこだわりが最も表現されたアイテムとも言える。一般的な香料を使ったフレグランスのように強くなく、呼吸が深くなるような自然な香り立ちとシンプルなデザインでジェンダーレスに使える一本だ。

「エッセンシャルセンツ」は、自分を魅力的に彩るための、ファッションの延長のための香りとしてだけでなく、香りによって自分の心を変化させることに重きを置いたファンクショナルフレグランス。NEUTRAL（ニュートラル）、RELAXING（リラクシング）、INSPIRING（インスパイアリング）の３つのカテゴリーがあり、マインドやシーンに合わせ、日常のさまざまなシーンで使うことができる。

ニュートラルはマインドを“ゼロ”へと導きたい起床後や気持ちが揺らぎがちな時に、リラクシングは就寝前、インスパイアリングは仕事前に気分を盛り上げたい時になど、心の状態に合わせて使うのがおすすめだ。天然の精油だけで香りがつくられ、また全てにゼラニウム精油が共通で配合されているため、一日のなかで異なる種類の香りを重ね付けできるのも嬉しい。

ブランド誕生から15周年を迎えたTHREEは、今年3月20日に周年記念の特別なエッセンシャルセンツを数量限定で発売する。夜から朝へ、今日から明日へと「時」と「時」のはざまをつなぐ、流動的なグラデーションを表現した特別な3種の香りだ。

この特別なエッセンシャルセンツは、国産の精油のみで香りをつくるというモノづくりへの挑戦とこだわりから生まれたフレグランス。熊本県南阿蘇と佐賀県唐津にハーブガーデンを所有し、精油の原料となるハーブの栽培、蒸留、さらに精油の研究まで行っているTHREEが、希少な国産の精油のみでフレグランスの香りを作るのは初めての試み。特別なフレグランスが誕生した背景を知った安井さんはこうコメントする。

「THREEのスキンケアアイテムは以前から使っていましたが、国産精油にこだわるということは大変な労力がかかり、多くの人の手作業を経て生まれていることを今回初めて知りました。僕は料理をするのが好きで、食材はどの産地であるか、誰が作っているかをチェックすることもありますが、自分の肌につけるものも、どう作られているのか知ることが大事ですね。今年の夏、佐賀県唐津にオープンする体験型の精油蒸留所にも行って、ぜひその工程を見てみたいです」

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早朝から深夜まで、一日のシーンに寄り添う香り

15周年限定の「エッセンシャルセンツ」X03 BEYOND WORDSは、朝でも夜でもないニュートラルな時間をイメージし作られた一本。まだ眠気の残る早朝に、平常心へとモチベーションを上げる香りだ。 ランニングが趣味だという安井さんは、早朝のランニング前に一吹き。

「料理やランニングをすることって、日常の生活のなかでも気持ちを切り替えることになりますよね。他にも香りの力でリフレッシュすることもしていますよ」

X03 BEYOND WORDSは、トップにレモンやサンショウ、ユズ、ミドルにはレモングラスやネロリが香り、ボトムにはヒノキやゼラニウムなどのリラックスさせる要素も。柑橘系の香りが気持ちを高め、走り終わる頃にはヒノキなどのリラックス感あふれる香りが漂う。

すべてのフレグランスに共通してゼラニウム精油が使われ、重ね付けできるのもエッセンシャルセンツの良さ。午前中、仕事を始める前には15周年限定のX04 5AM OVERTURE、さらに00 WRITTEN IN STONEを組み合わせることも。X04 5AM OVERTUREはトップに爽やかなペパーミントが香り、気持ちをシャキッとさせてくれる。ボトムにはホーリーフも含まれている、穏やかさも同居する一本だ。

「THREEは以前から愛用していて、妻の高山都も好きで使っています。ジェンダーレスに使えるから、妻とシェアすることもできますね。僕は雨上がりのような香りの05 AFTER THE RAINが好きですが、彼女はウッディな香りが好きなので、02 DAYS IN THE TREESが好きかもしれません」

就寝前には15周年限定のX05 TURN ON THE NIGHTを。モミ、ベチバー、ヒバ、クスなどウッディな香りが森林のように重なり、徐々に夜の深まりへと誘う。

「自宅に友人を招いて夕食を振る舞うことがあるのですが、友人たちが帰った後、お酒や料理の匂いが残っていることが気になるんですよね。そんな時、妻がよくセージを焚いていて、それが結構リフレッシュになるんです。プライベートな日常に戻る際に、エッセンシャルセンツを使うのもいいかもしれません」

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ストレスフルな現代こそ、自分で気持ちを切り替えることが大切

 ここ数年、自宅や旅先、移動中など、どこでも仕事ができるようになり、プライベートと仕事の境が曖昧になってきている。自分で気持ちを切り替えること、それはストレスフルな現代で心地よく過ごすための「生きる術」なのかもしれない。

「旅先でも香りは欠かせないアイテムです。出張先のホテルは家と違う香りがして、どうしても落ち着かない。そんな時にアロマオイルやスプレーを使うと、少し心が楽になりますよね」

エッセンシャルセンツの香りは、スプレーした瞬間に豊かな精油の香りが広がり、あなたのマインドに寄り添うような存在へと変化する。この小さなアイテムがあるだけで、生活の質がぐっと上がりそうだ。