ローカルに愛される“雑誌の聖地”が、ブック&コーヒーショップを新オープン

  • 写真 & コーディネート:鈴木希実
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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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表と裏でふたつある入り口のうち、ブックショップ側のドア。反対側にはコーヒーカウンターへの入り口もあり、店内でつながっている。

カーサ・マガジンは、ウエストヴィレッジで30年にわたり雑誌愛好家たちを惹きつけているカルチャーアイコン的スポット。印刷物にこだわり、新聞からファッション、ライフスタイル、アート、デザイン関連の雑誌やジン、ニッチな刊行物まで、世界中から集めた2500種類を扱っている“雑誌のメッカ”だ。

このたびそのすぐ隣に、カフェを併設した「カーサ・ネクスト・ドア」がオープン。彼らが扱う雑誌の延長線上にあるような、多彩な本や写真集、さらにキャップやTシャツなどオリジナルグッズも並ぶ。小規模なので種類はそこまで多くないが、売れ行きを見ながらこまめにローテーションし、飽きないよう工夫しているそうだ。

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オンラインでは味わえない"本選び”が楽しめる、と好評のディスプレイ。最近の売れ筋は、インテリアとニューヨーク関連の本だそう。

※この記事はPen 2025年3月号より再編集した記事です。