100通りの写真表現ができる“チェキ”「instax mini Evo」は、ひとりでもみんなでも楽しめる特別な一台だ

  • 写真:土居麻紀子
  • 文:石川博也
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動画クリエイターのtatsuyaさん

グルメ系の動画クリエイターとして活躍するのがtatsuyaさん。東京と台北を行き来しながら飲食店やホテルなどを訪れ、日本の魅力を台湾の人に、台湾の魅力を日本の人に動画で紹介する活動を行っている。

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tatsuya/東京と台北を行き来しながらSNSでグルメ情報を発信する、いま注目の動画クリエイターであり、グルメインフルエンサー。インスタグラムのアカウントは@tatsuya_tokyo_taipei

撮影で毎日のようにカフェやバー、レストランを訪れているtatsuyaさん。最近、日々の活動に彩りを与えてくれるとっておきのアイテムを手に入れた。それが富士フイルムの「instax mini Evo」だ。

instax mini Evoの詳細はこちら

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instax mini Evo/高級感のあるクラシックデザイン。ファッション性も高く、約285g(フィルムパック、記録メディア含まず)と驚くほど軽量。サイズは87×122.9×36mm(突起部除く)。

「instax mini Evo」は、instax“チェキ”シリーズのハイブリッドインスタントカメラ。デジタル技術を搭載し、カメラ背面のモニターを見ながら撮影したあとは、好きな画像を選んでプリントができる。専用アプリを使用し、スマホで撮影した画像もチェキプリントにすることができる1台2役のカメラだ。

かつて、instax“チェキ”シリーズのアナログインスタントカメラを使っていたtatsuyaさん。久しぶりに手にした「instax mini Evo」の第一印象について、チェキはポップなデザインのイメージが強かったが、これはカメラとして正統派とも言うべきデザインだと感じたと話す。

「いい意味でプロっぽいデザインですよね。飲食店に持ち込んで撮影をした時に、ちゃんと写真を撮っている実感がありますし、自信を持ってシャッターを押すことができます」

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レンズダイヤルやフィルムダイヤルを回すと各撮影エフェクトが変わる。ダイヤルを回す操作が直感的でわかりやすい。

「instax mini Evo」最大の特長は、「ソフトフォーカス」や「光漏れ」などの10種類のレンズエフェクトと「モノクロ」や「レトロ」などの10種類のフィルムエフェクトを組み合わせることで100通りの写真表現ができること。そして、気に入った画像を何枚でもプリントすることが可能だ。

「レンズリングやフィルムダイヤルをクルクル回す感覚や、プリントレバーのアナログな操作感はinstax mini Evoならではの魅力に感じます。取扱説明書を読むことなく、直感的に操作をすることができました」

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エフェクトを使うことで、いつもとは違う印象的な写真に仕上がるから、一枚一枚の撮影が驚きや喜びの連続となる。

「このシーンであれば、この被写体であれば、どのエフェクトの組み合わせが一番魅力的に表現できるのか? くるくるとダイヤルを回しながら試行錯誤する時間が楽しく感じます。誰にでも簡単に使える機能にもかかわらず、被写体とじっくり向き合いながら自分好みの写真表現を追求できるため奥が深く、初心者から上級者まで、みんなが撮影に夢中になれるカメラだと思いますね」

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tatsuyaさんの作例/ハーフフレーム×ビビッド(レンズエフェクト×フィルムエフェクト)※()内はほかも同じ。「ハーフフレームは色々な表現ができるエフェクトです。今回は店内の内装と商品を同時に見せることで、一枚でお店の雰囲気が一気に伝わる写真にしました! あと食べ物がおいしく見えるビビッドのエフェクトを選んたところもポイントです」(tatsuyaさん) 
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ビネット×ノーマル。「シンプルにひとつのモノを撮る場合、レンズエフェクトのビネットを使うことで、周辺光量が落ち、まるでスポットライトが当たっているみたいに、被写体を目立たせることができます」
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ビネット×モノクロ。「無機質な空間を撮影する場合、レンズエフェクトのビネットで周辺光量を落として陰影を強調した上で、モノクロのフィルムエフェクトを選ぶと、グッとドラマチックな写真になります」
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光漏れ×ブルー。「爽やかな朝のカフェだったのでフィルムエフェクトのブルーをチョイスしました。レンズエフェクトを光漏れにしてオシャレさをプラス!」

スマホのカメラで手軽に高画質の画像を撮影できるようになり、ひと昔前と比べて機材による写りの差がなくなった今だからこそ、「instax mini Evo」は唯一無二のカメラだとtatsuyaさんは話す。

「使うエフェクトによって、あえて昔のレンズで撮影したようなレトロな雰囲気にできたり、画面を上下で二分割して撮影できたりと、フィルムでもデジタルでも難しいような写真が撮れるのはおもしろいですよね。みんなが似たような写真を撮る中で、「instax mini Evo」でしか表現できない個性的な写真が撮れるのは、なによりの魅力だと思います」 

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tatsuyaさんの作例/二重露光×イエロー。「二重露光は1番遊び甲斐のあるレンズエフェクトです。今回は動きのある被写体を同じ位置から撮影することで、躍動感を演出しましたが、全く別の場所で撮影したものを合わせてもおもしろいと思います。また、フィルムエフェクトのイエローで暖かみのある雰囲気を強調しました」(tatsuyaさん)
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ミラー×キャンバス。「左右対称になっている被写体はレンズエフェクトのミラーを使うことで、風景なのにグラフィックデザインのような写真に仕上げることができます。さらにフィルムエフェクトのキャンバスでザラついた質感にすることで作品感がアップします」
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ソフトフォーカス×ビビッド。「レンズエフェクトのソフトフォーカスを使うことで、ノスタルジックで幻想的な雰囲気にすることができるのですが、そこにあえてフィルムエフェクトのビビッドを効かせることで、やわらかさと強さが同居する不思議な写真にしてみました」
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光漏れ×ビビッド。「光漏れは一気に写真をエモーショナルにしてくれるお気に入りのレンズエフェクトです。フィルムエフェクトのビビッドと組み合わせることで、ポートレート写真をフィルムで撮影したかのようなエモーショナルな雰囲気に仕上げました」

 では、tatsuyaさんが好きなエフェクトは?

「料理の写真は色が濃いほうがおいしく見えると思うので、フィルムエフェクトの“ビビッド”をよく使います。それと昔のフィルムカメラで撮影した時のような光漏れが表現できるレンズエフェクトの“光漏れ”も好きですね。順光や逆光など現場の光の状況によっても写り方が変わってくるから、時に思いもよらない名作が撮れたりするんです。おそらく人によって好みのエフェクトは全然違うと思うので、ほかの人の撮影した写真も見てみたくなりますね」

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「instax mini Evo」で撮影する様子を見たお店の方から話しかけられることも多い。

「instax mini Evo」はコミュニケーションツールとしても優秀で、tatsuyaさんはレストランのシェフやスタッフ、同席した人たちと撮った画像をその場でプリントして共有。毎回喜んでもらえると話す。

「例えば、一緒に食事をした時に撮影した画像を、その場で人数分プリントして贈ると喜んでもらえますし、帰り際に出力したてのプリントをサッと渡すと、お互い別れたあとに、じわじわと画像が浮かび上がってくる。その感じが心をくすぐられるし、相手とゆっくりつながっていくような感覚になれるんです」

さまざまな使い方ができる「instax mini Evo」。プリント後の楽しみ方は? tatsuyaさんにオススメのアイデアを3つ紹介してもらった。

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シェフと仲良くなった記念にパシャリ!

1つ目のアイデアは、お店の人と一緒に撮影し、その場で同じ画像を2枚プリント。フレーム部分にお互いがメッセージを書き込み、贈り合うというもの。

「どんな風に仕上がっているだろう?と、画像が浮かび上がってくるまでのワクワクした時間が、お店の方との距離をグッと縮めてくれます」とtatsuyaさんは話します。

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メッセージ付きのチェキプリントを交換する時は少し照れくさいが、その分、深い絆が生まれる。

「チェキプリントに言葉を書き添えることで、より思い出に残るプレゼントになるんです」

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チェキプリントを交換することで一瞬にして相手との距離が縮まる。

たとえ初対面同士でも「instax mini Evo」があれば、自然と会話も弾み、みんな笑顔に。

「一緒に撮ったチェキプリントを見るたびに、その時の記憶が鮮明に蘇ります」とtatsuyaさん。

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撮影画像をじっくり見返しながらプリントするのは気分が高鳴る。

2つ目のアイデアは、手軽にプリントができるからこそ、日記やメモと一緒にノートに貼って、記憶や記録をより鮮明に残すというもの。

まずは気に入った画像をすべてプリントして並べ、ノートに貼るチェキプリントを選定する。

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チェキプリントを貼ったノートの余白にお店の情報や感じたことなどを自由に記していく。

tatsuyaさんの場合は、選んだチェキプリントと飲食店のカードなどを一緒に貼り、余白には食事をした日付や同席した人の名前、印象に残った料理などを書き込んでいく。

「誰かに見せるものではないので、自分なりに★をつけて店の評価を記録してもいいですし、お会計金額を書いておけば、再訪する際の目安にもなります」

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さらっとまとめてもよい雰囲気になるのは、独特な表現ができるチェキプリントのおかげだ。

チェキプリントを使って飲食店での食事を記録していくことで、自分だけのグルメ帳が完成する。

「飲食店の記録以外に、旅行の思い出や家族の成長、大切な人との記念日、会社の同僚との出来事などをノートにまとめて残すのもいいと思います」

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店頭に並ぶおいしそうなドーナツなど店で印象に残ったものを撮影。

3つ目のアイデアは、手土産を購入する際、お店のスタッフの方にひと声掛けた上で、外観や看板、ショーケースに並ぶスイーツなど店の雰囲気がわかる写真を撮影。チェキプリントにして手土産に添えるというもの。

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チェキプリントを添えるだけで、定番の手土産がオリジナリティあふれる贈り物に変わる。

相手と会う直前に手土産を買ってもプリントを添えられるのは「instax mini Evo」だからこそ。

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「instax mini Evo」を手に入れてから、仕事にもいい影響が生まれていると話すtatsuyaさん。

「チェキプリントに日頃の感謝の言葉などを書き添えることで、より思いのこもった手土産になると思いますし、それを渡すことがちょっとしたイベントごとになり、自分も楽しい気分になれますね」

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instax mini Evo 各¥28,600。※編集部調べ
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専用アプリを使えば、スマホの画像も「instax mini Evo」本体からプリントすることができる。
※チェキプリントはイメージです。※実際はプリント後、画像が表示されるまで約90秒かかります。

さらに「instax mini Evo」は、専用アプリと連携することで楽しみ方はもっと広がる。

「instax mini Evo」をスマホプリンターとして活用することができる「ダイレクトプリント機能」や、カメラから離れた場所でも撮影できる「リモート機能」、「instax mini Evo」でプリントした画像をスマホに保存することができる「プリント画像保存機能」など、多彩な機能を搭載。

「プリント画像保存機能」を使うと、instaxフレーム付き画像を簡単に共有することも可能だ。

多様な撮影エフェクトの組み合わせを探求して撮影そのものを楽しむことも、チェキプリントにして誰かと共有することで想いを伝えることもできる。ひとりでもみんなでも楽しめる「instax mini Evo」は、なにげない日常に豊かな色彩を与えてくれるカメラなのである。

富士フイルム“チェキ” 「instax mini Evo」

https://instax.jp/mini_evo/

撮影協力:トランジットホールディングス

※instax、チェキ、チェキプリント、およびinstax mini Evoは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。