ボタニカル系麦焼酎第二弾、ギャラクシーホップを使用した新感覚焼酎「チルグリーン ビター&トロピカル」が登場

  • 編集&文:佐野慎悟
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2月18日に発売されたボタニカル系麦焼酎「チルグリーン ビター&トロピカル」。希少品種の「ギャラクシーホップ」を使用したこだわりの製法により、ピンクグレープフルーツのような甘く爽やかな柑橘香と、ほろ苦い味わいを実現。¥1,498

ライチのような華やかな香りが特徴の本格芋焼酎「だいやめ〜DAIYAME〜」で、芋焼酎のイメージを刷新した濵田酒造が、1月に新しくボタニカル系麦焼酎「チルグリーン ビター&トロピカル」を発表した。これは2023年に先行して発売した「チルグリーン スパイシー&シトラス」に続く第二弾で、ボタニカル系という全く新しい香りと味わいで、焼酎の可能性を押し広げる革新的なシリーズだ。

「チルグリーン スパイシー&シトラス」では台湾や中国の一部地域のみで収穫されるボタニカル「マーガオ(馬告)」を使用したのに対して、第二弾となる最新の「チルグリーン ビター&トロピカル」では、世界全体の年間生産量のわずか約1%という非常に希少なギャラクシーホップを使用。パッションフルーツと爽やかな柑橘系がミックスされたような香りと、心地よい苦味が余韻を引く表情豊かなフレーバーが、キレのある麦焼酎の旨みと新鮮な調和を見せる。

 

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鹿児島県いちき串木野市にある濵田酒造の酒蔵で焼酎づくりを行う職人。伝兵衛蔵、傳藏院蔵、金山蔵という3つの蔵を有し、各々の蔵が「伝統」「革新」「継承」を体現する酒づくりを行う。

濵田酒造がすすめる飲み方は「チルグリーン」1に対して、炭酸2を加えた炭酸割り。ホームパーティなどの人が集まるシーンなら、トニックウォーターで割ってほんのり甘さを加えた「チルトニック」もいいだろう。「チルグリーン」シリーズの特長は、幅広い食事との相性のよさ。ほんのり山椒のようなマーガオの香りが際立つ「チルグリーン スパイシー&シトラス」は、中華系のスパイスはもちろん、胡椒やローズマリーを効かせた肉料理にも相性抜群。ホップや柑橘系の爽やかな香りや苦味が特徴の「チルグリーン ビター&トロピカル」は、揚げ物、グリル、サラダやカルパッチョまで万能な守備範囲を見せる。

焼酎をもっと楽しく、もっと身近にしてくれるボタニカル系麦焼酎という新しいカテゴリーは、今後幅広い世代に注目される存在となりそうだ。

 

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1月に行われた濵田酒造の新作発表会にて提供された、「チルグリーン ビター&トロピカル」とフードのペアリング。