たった20分のランニングで約13.6キロの減量!?4か月で痩せた女性の動画が話題に

  • 文:青葉やまと
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Lee Charlie/shutter stock※画像はイメージです

2児の母で専業主婦のキティ・モアナさんが、毎日20分の運動による手軽なダイエットに挑戦。その成果を動画で公開し、反響を呼んでいる。

英ミラー紙によると、モアナさんはウォーキングマシンを使い、毎日20分間のウォーキングまたはジョギングを4か月間継続したという。

彼女がTikTokで公開した動画では、時にウェイトを持ちながらのランニングも実施しており、トレーニングを重ねるにつれて体力も向上していったようだ。初めは歩く程度のペースだったものが、数キロ程度のウエイトを両手に持ちながら歩き、そして軽いジョグへと日ごとに進歩していった。

米紙ニューヨーク・ポストによるとモアナさんは昨年1月、体重が最高値を記録し、精神的にも追い込まれた状態だったという。彼女は、「うつ病や不安症に苦しみ、普段以上の飲酒をしてしまったほか、一時的に気を紛らわそうと食べ物を分別なく摂取していました。結果、体重が急激に増えてしまったのです」と当時を振り返る。

その後の3か月間、自室内のウォーキングマシンで毎日欠かさず20分歩くことで、約13.6キロの減量に成功。SNSへの投稿を通じ、「私にとっては、良い親であり、良いパートナーであることが最も大切です。それと同時に、自分自身を大切にしなければそれは実現できない。この事実に気付いてから、すべてが変わりました」と綴っている。

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ヘルシーな食事を意識しつつ、夕食はたっぷりと

英地方メディアのサリー・ライブによると、モアナさんは昼休みにも実施できることから時間を20分と決め、室内用の小型ウォーキングマシンを活用したという。

モアナさんは軽い運動と同時に、食生活の改善にも着手した。このアプローチが有効だったようだ。

ニューヨーク・ポスト紙は、モアナさんの食事メニューの詳細を伝えている。朝食では、チーズとズッキーニを使ったマフィンを主食に、プロテインヨーグルトと生のフルーツを添える。昼食はチキンパティにブロッコリーサラダを組み合わせた。

夕食は思いのほかヘビーに摂取しており、一例として牛肉と野菜のラザニアに、ミニサイズのキュウリとミニトマトを加えるという。

おやつもヘルシーな食材を中心に選びつつ、しっかりと摂取している。体力増進と免疫力向上を意識し、新鮮な果物をカットして食べるほか、野菜の自家製ミックスジュースを1日2回飲んでいるようだ。

モアナさんは「適切な栄養摂取、健康を意識した食材選び、そして継続的な運動の3つが成功の要因となりました。何より習慣化することが重要でした」と振り返っている。

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「励みになった!」SNSで反響

モアナさんが自身の減量体験をTikTokでシェアすると、彼女の成功譚に対し、ソーシャルメディアで反響が広がった。

動画は昨年のものだが、ミラー紙は今年1月になって改めて紹介。視聴者からは「素晴らしい変化」との評価が相次ぎ、食事管理の方法についての問い合わせも多く寄せられていると報じた。目下減量中の人々に最も響いたようで、「とても励みになる」といった声も目立つという。

サリー・ライブも、SNSのコメント欄での反響を詳しく伝えている。「すばらしい成果」だと称賛する声に加え、具体的な食事内容を知りたいという声が多く、モアナさんの取り組みは「良い刺激になっている」と多くの人が受け止めたようだ。

ジム通いや負荷の高い運動を初めから志すと、人によっては継続が難しくなってしまう。自宅というすぐできる環境で、かんたんなウォーキングから始め、敷居を下げたことが成功につながったようだ。

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@misskittymoana Running 20mins everyday for the last 4 months | my weight loss journey! #weightloss #weightlosstransformation #running #run #runner ♬ No Guidance (feat. Drake) - Chris Brown