MRI検査に「金属製アイテム」装着で挑んだ女性、激しい痛みに襲われ救急車で運ばれる

  • 文:さかいもゆる
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VesnaArt-Shutterstock

アメリカで、「大人のおもちゃ」を体内に装着したままMRI検査を受けた22歳の女性患者が体内に激しい痛みと吐き気を覚えて救急車で運ばれるという事件が起きた。

この女性は「おしりプラグ」と呼ばれるセックストイを肛門に装着していたが、シリコン製だと信じていたために検査前に医師に申告しなかったという。

しかし、実際には中心部に金属が使用されていたため、女性がMRIの内部に入るとおしりプラグが直腸からさらに体内に引き込まれ、この女性は悲鳴を上げ始めた。Xで公開されたレントゲン画像には、セックストイが胸腔まで達している様子が写されている。レントゲン写真を撮ったあと、女性は救急車で別の病院に搬送されて行ったが怪我はしているものの、幸い命は取り留めたとのこと。彼女は吐き気と痛みのため、気絶しそうになったという。

MRI検査での事故は後を絶たず、2023年1月には、母親のMRI検査に立ち会った男性が所持していた銃がMRIの磁気の影響を受けて発砲して銃弾で負傷するという事故も起きている。

検査の際はとにかく、「余計なものを身につけない」ことを徹底するよう心がけたい。

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医師によって投稿された画像をXユーザーがシェア。MRI検査の際に金属製のアイテムを装着しないよう注意喚起している。