蒸留技術を取り入れた、新時代のコーヒーを提案する「エト ザ カルチュラルコーヒーハウス」

  • 写真:河内 彩
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エト ザ カルチュラルコーヒーハウス

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彩り豊かなフードも充実。いちばん人気は「アボガド タルティーヌ」¥1,250(左)。「ブルーム シーズナルラテ」¥700(右)

下北線路街沿いに、新たなコーヒーカルチャーを予感させるカフェが生まれた。最大の特徴は、これまでのフレーバーラテとは一線を画す、蒸留技術を取り入れたブルームラテ。クロモジを蒸留しバニラやジュニパーベリーでつくったシロップと合わせ、ミルクに加えてスチームすることで、自然な甘みと素材の香りが存分に楽しめるカフェラテだ。瀬戸内海の砂浜や洞窟などからインスピレーションを得た店舗デザインで居心地のよさも演出。自然光がたっぷり当たる店内で、時間を忘れて寛げる。

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設計はスキーマ建築計画で経験を積んだ松下有為が担当。

 

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壁面には貝殻や砂などを混ぜて吹き付け、砂浜を想起させる質感に。スツールは100%再生プラスチック製を採用した。

Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-

住所:東京都世田谷区北沢2-22-3 1・2F
TEL:03-6805-2137
営業時間:8時~20時
定休日:不定休
Instagram@ettheculturalcoffeehouse

※この記事はPen 2025年3月号より再編集した記事です。