
長距離フライトに乗ると、しばらくして「あの客室乗務員、どこに行ったんだろう?」と気になったことはないだろうか? 実は彼らには、乗客には見えない"秘密の休憩スペース"があるのだ。ある客室乗務員がその実態をTikTokに投稿し、その休憩室に「閉所恐怖症には耐えられない」と衝撃の声が相次いでいる。
ヴァージン・アトランティック航空のキャビンアテンダント、ケイティーさんは、「Be Right Back——お昼寝休憩」とのキャプションを添え、機内での休憩スペースの様子をTikTokに投稿。現在削除されているこの動画には、機内の狭いスペースでシーツ、枕、安全ベルトをセットし、即席のベッドを作る彼女の姿が映されていた。本人にとっては快適な空間のようだが、視聴者からは驚きの声が続出。
「これは一体何なんだ?棺桶みたい」「閉所恐怖症だから、この環境ありえない。見ているだけで吐き気がしてくる」「MRIスキャナーの中で寝ているようなものだろう」といったコメントで溢れかえった。
そんな不安げなコメントが並ぶ一方で、実はこの秘密のスペース、航空業界ではごく一般的なものらしい。
飛行機には「客室乗務員専用の寝台室」がある
『Travel + Leisure』によると、多くの長距離フライトには「クルー・レスト・コンパートメント」と呼ばれる専用の寝台スペースが設けられている。機内の後部、メインキャビンの上や下に位置することが多く、マットレスと厚手のカーテンが用意された狭いながらも快適な空間だという。とはいえ、暗闇の中で眠るのが苦手なクルーもいる。
「まるで暗い小さなポッド……」と語る客室乗務員もいれば、一方で、エミレーツ航空のように豪華な寝台エリアを持つ航空会社もある。あるエミレーツ航空のCAは、7時間を超えるフライトで使用される「秘密の階段」と「デッキ付きの寝台」を公開し、驚きの声を集めた。
---fadeinPager---
@distractingkaytee she got a seat so I can sleep 🥰 #cabincrew #flightattendant #fyp ♬ luxurious - milo
---fadeinPager---
@itsjust_marlongray Where do flight attendants of Emirates rest during a flight? The Answer: #emiratescabincrew #emirates🇦🇪 #flybetter #emiratesbestairline ♬ ワイド・アウェイク - ケイティ・ペリー