シュタイフの限定テディベアも登場。ライカ100周年記念コレクションで写真史に新たな1ページ

  • 文:倉持佑次
Share:

1925年、ヨーロッパ最古の商業見本市であるライプツィヒ春季見本市で、初の量産型35㎜カメラ「ライカI」が発表。写真の世界に革命をもたらした。

その誕生から100年を迎えるライカは、記念すべき節目の年に向けて、ドイツが誇る伝統あるブランドとコラボレーションを実現。写真史に深い足跡を残してきたカメラブランドならではの、特別なアクセサリーコレクションを展開することを発表した。

Accessories-Collection_100-YEARS-OF-LEICA_Ambient_1_LoRes.jpg
「ライカ I」誕生100周年を記念したアクセサリーコレクション。925スターリングシルバー製のキーリング、カフリンクス、レザーブレスレットなど、いずれもライカとアニバーサリーロゴをあしらった特別仕様となっている。

注目を集めているのは、世界的な高級ぬいぐるみブランド・シュタイフと、筆記具の名門ファーバーカステルとのコラボレーションアイテムだ。

シュタイフからは、ライカの礎を築いたライツ家の重要人物にちなんで名付けられた2体のテディベア"Elsie"と"Ernst"が世界500体限定で登場。優美な装いと首から下げたミニチュアのライカカメラが特徴的だ。

さらに赤×白のストライプ柄のTシャツを着た愛らしい"Cuddle"も用意され、3体のテディベアでコレクションを構成している。一方のファーバーカステルからは、エルンスト・ライツ2世の象徴的な言葉「Ich entscheide hiermit: Es wird riskiert.(ここに決断を下す リスクは覚悟の上だ)」が刻まれた世界500本限定のパーフェクトペンシルと、モノクロームデザインが光る375本限定のパーフェクトペンが展開される。

さらに魅力的なのは、98ピースの木製パーツから「ライカI」を組み立てる3D木製パズルや、925スターリングシルバー製のアクセサリー類、レトロデザインのルーペ、そしてライカM型カメラやQ3、D-LUX 8用の実用的なカメラアクセサリーまで、幅広いラインアップが用意されている点だ。

これらのアイテムは2025年2月以降、ライカストアおよびライカオンラインストアで順次発売予定。また同年、ドバイ、ミラノ、ニューヨーク、上海、東京の世界5都市でセレブレーションイベントが開催され、6月にはドイツ・ウェッツラーのライカ本社でメインイベントが予定されている。

1世紀にわたり写真文化を牽引してきたライカ。その歴史を物語る今回のコレクションは、単なる記念品の域を超え、カメラと人との深い絆を形にした、新たな物語の始まりとなるだろう。

---fadeinPager---

96370_Leica_STEIFF_Elsie_LoRes.jpeg

コレクターズ・ベア “Elsie”

---fadeinPager---

96369_Leica_STEIFF_Ernst_LoRes.jpeg

コレクターズ・ベア “Ernst”

---fadeinPager---

96368_Leica_STEIFF_Cuddle-Bear_LoRes.jpeg
テディベア “Cuddle”

---fadeinPager---

96372_Perfect-Pen_by_Leica_LoRes_00.jpg

パーフェクトペン

---fadeinPager---

96374_Leica_Century_3D-Puzzle_LoRes.jpg
「ライカI」3D木製パズル

「ライカ I」誕生 100 周年アニバーサリーコレクション

https://leica-camera.com/ja-JP/photography/100-years-products