悪魔目指して…世界一の“身体改造カップル”が話題に「吸血鬼のように尖った歯や割れた舌、青い眼球」

  • 文:吉井いつき
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Nikolai Kazakov-Shutterstock ※画像はイメージです

「世界一改造された男」を自称するブラジルのインフルエンサーが、自身のSNSに新たな恋人を披露した。彼女もまた身体改造のマニアで、英ミラー紙は「世界一改造されたカップル」と報じている。

エイリアン目指して身体改造

サンパウロ在住のマルセロ・B-boy・デ・ソーザ・リベイロさん(41歳)は、全身の98%を改造したと豪語するアーティストで、公式Instagramのフォロワーは120万人のインフルエンサーである。


マルセロさんは自身の肉体をエイリアンの悪魔に似せるため、様々な身体改造を行なってきた。これまでに費やした金額は日本円にして600万円近く。その体は1500個以上のタトゥーに覆われており、派手な鼻ピアスはもちろん、吸血鬼のように尖った金属製の歯や蛇のように割れた舌(スプリットタン)を持ち、眼球も青く染めている。昨年は世界初だという右手の改造手術を行い、人差し指を除去して悪魔のような奇妙な形の手になったと話題になった。


その彼が最近、SNSに恋人デビーさん(33歳)を紹介した。デビーさんはタトゥーアーティストで、マルセロさんと同じく身体改造マニアである。体の60%にタトゥーを入れており、スプリットタンや額へのインプラントも行っている他、自らの体にフックを刺して吊り上げるボディサスペンションの実践者でもある。

彼女は「唯一無二の存在」


二人の出会いは4年前、タトゥー関連のイベントでのことだったという。身体改造という共通の趣味があったこともあり、マルセロさんとデビーさんはすぐに意気投合、長らく友人関係にあったが、1年ほど前から恋愛関係となったそうだ。


マルセロさんには子供も孫もいるが、「身体改造者と交際するのはこれが初めて」だという。「皆が俺たちをパーフェクトカップルと言ってくれるよ」と語るマルセロさんに、フォロワーも「お似合いのカップル」「美しい」とコメントを送り、たくさんのいいね!で祝福している。


自分の体を「アートの展示」だと考えているマルセロさんにとって、同じ趣味を持ち価値観を共有できるデビーさんは「唯一無二の存在」だという。二人の身体改造は今後ますます捗るに違いない。

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カップルの誕生日動画。

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マルセロさんは右手も改造している

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ボディサスペンションを行うデビーさん