オメガ「スピードマスター」の今年最初の新作は、"本物の隕石"をダイヤルに採用!

  • 文:上村真徹
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1969年、オメガの「スピードマスター」を身に着けたアポロ11号の宇宙飛行士ニール・アームストロングらが人類初の月面着陸を実現して以来、オメガは宇宙と、そして夜空と途絶えることのない絆を結んできた。このつながりを祝し、2025年最初の新作として、ムーンフェイズ機能を備えた「スピードマスター ムーンフェイズ メテオライト」を1月17日に発売した。

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ムーンフェイズ機能を備えたオメガ「スピードマスター」の新作2モデル。いずれもケースは直径43mm・厚さ13.6mmのステンレス・スチール製で、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げ。ブレスレットにはポリッシュとサテン仕上げを施している。

新作はブラックとグレーの2モデルをラインナップ。いずれも43㎜のステンレス・スチール製で、新たに開発した手巻きの「コーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー9914」を搭載。

注目すべきは宇宙をモチーフにしたダイヤルのデザインだ。本物の鉄隕石をあしらって唯一無二の模様をつくり出し、ブラックPVDまたはガルバニックグレーの加工を施すことによって、独特の美しさをもたらしている。

ムーンフェイズのディテールもこだわりが満載。6時位置のムーンフェイズ表示にカボションシェイプの2つの月隕石があしらわれ、回転しながら南北両半球の月相を楽しむことができる。また、その背景のデザインは、アポロ11号の歴史的な瞬間にスイスのオメガ本社から見上げた星空を再現している。

3時位置のダイヤルは60分と12時間積算計、9時位置のダイヤルはスモールセコンド表示に加え、シュウ酸アルマイト処理を施したアルミニウム製の赤い針で日付を指し示している。

オメガの腕時計の中でも人気が高いムーンフェイズ搭載モデルの最新型であり、これまでオメガが紡いできた月や夜空とのレガシーを常に想起させる特別なモデルだ。

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スピードマスター ムーンフェイズ メテオライト/隕石ダイヤルにブラックPVD加工を施し、18Kホワイトゴールドの針とインデックスを採用。ベゼルはホワイトエナメルのタキメータースケールを備えたブラックセラミック製。手巻き、SSケース&ブレスレット、ケース経43mm、パワーリザーブ約60時間、50m防水。¥2,640,000。

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スピードマスター ムーンフェイズ メテオライト/隕石ダイヤルにガルバニックグレー加工を施し、ブルーPVD 加工を施した18Kホワイトゴールドの時・分針とインデックス、サブダイヤルには18Kホワイトゴールド製の針を採用。ベゼルはホワイトエナメルのタキメータースケールを備えたブルーセラミック製。手巻き、SSケース&ブレスレット、ケース経43mm、パワーリザーブ約60時間、50m防水。¥2,640,000。

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特別な仕上げが施されたムーブメント「コーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー9914」は、フラットなサファイアクリスタル ケースバック越しに眺めることができる。

オメガ

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