1969年、オメガの「スピードマスター」を身に着けたアポロ11号の宇宙飛行士ニール・アームストロングらが人類初の月面着陸を実現して以来、オメガは宇宙と、そして夜空と途絶えることのない絆を結んできた。このつながりを祝し、2025年最初の新作として、ムーンフェイズ機能を備えた「スピードマスター ムーンフェイズ メテオライト」を1月17日に発売した。
新作はブラックとグレーの2モデルをラインナップ。いずれも43㎜のステンレス・スチール製で、新たに開発した手巻きの「コーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー9914」を搭載。
注目すべきは宇宙をモチーフにしたダイヤルのデザインだ。本物の鉄隕石をあしらって唯一無二の模様をつくり出し、ブラックPVDまたはガルバニックグレーの加工を施すことによって、独特の美しさをもたらしている。
ムーンフェイズのディテールもこだわりが満載。6時位置のムーンフェイズ表示にカボションシェイプの2つの月隕石があしらわれ、回転しながら南北両半球の月相を楽しむことができる。また、その背景のデザインは、アポロ11号の歴史的な瞬間にスイスのオメガ本社から見上げた星空を再現している。
3時位置のダイヤルは60分と12時間積算計、9時位置のダイヤルはスモールセコンド表示に加え、シュウ酸アルマイト処理を施したアルミニウム製の赤い針で日付を指し示している。
オメガの腕時計の中でも人気が高いムーンフェイズ搭載モデルの最新型であり、これまでオメガが紡いできた月や夜空とのレガシーを常に想起させる特別なモデルだ。