
オーストラリア人女性ペイジ・アメリアさん(29)は、誰もが目を見張るような巨大な胸を持っている。そのサイズはなんとPカップ。しかし、巨乳ゆえの悩みが尽きないという。英ミラー紙など複数のメディアが取り上げ、話題となっている。
特注のブラジャーは一枚2万7千円!
メルボルンに住む一児の母、ペイジさんの胸が大きくなり始めたのは25歳の頃だったという。その原因は乳房肥大症という極めて稀な病気で、2022年に100cmだったバストは現在143cmに達し、そのサイズは今なお成長を続けている。
「成長は散発的で、止まることもあるし、一月で突然大きくなったりすることもあります」と語るペイジさんの悩みの一つは、服と下着の買い替えだ。胸が大きくなっても対応できそうな伸縮性のあるトップスを選んでいるというが、それでも常に新しい服が必要になるという。ブラジャーは当然オーダーメイドで、一枚で280オーストラリアドル(約2万7千円)もかかるというから、その費用は頭の痛い問題だろう。
ただ、そのあまりにも巨大な胸はお金にもなる。ペイジさんは現在、成人向けSNS「OnlyFans」などのおかげで一年に36万ドル(約5600万円)以上も稼いでいるという。実際、彼女のInstagramアカウントはフォロワー1万3000人を超え、投稿には主に男性と思われるアカウントから大量のいいねとコメントがつけられている。
だが、有名になることは苦痛もともなう。ペイジさんのアカウントは荒らしの標的にもなり、「どうせ豊胸だろう」などといった誹謗中傷も珍しくないという。また、毎日40通はデートの申し込みがくるといい、その対処にも苦労しているようだ。
「胸が大きいと、より性的な対象にされているような気がします」と、ペイジさんは周囲からの視線に悩んでいる。女性から不快な目で見られることもプレッシャーのようで、公共の場でタイトな服は着ないという。「人の目を気にして、着たい服も着られません」とペイジさんは嘆く。
手術を検討中
巨大な胸のせいで、ペイジさんの背中や腰には重度の痛みがあるという。そのようなこともあって、現在、ペイジさんは乳房縮小手術を受けることを検討している。だが、彼女はこれが無意味に終わってしまうのではないかと悩んでいる。
「また同じ大きさに戻ってしまったらと心配なんです。お金を無駄にしてしまいます。成長が止まるという保証もありません」
手術は、保険制度を利用すれば1万オーストラリアドル(約97万円)程度の費用で受けられるという。ペイジさんがどのような選択をするのか、多くのファンが見守っている。
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車の運転席に座るペイジさん。
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4年前と現在の比較。