祝「離婚成立」晴れやかな表情のアンジー、娘との「コントラストコーデ」が話題

  • 文:宮田華子
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@PageSix – Xアカウントのキャプチャ画像

アンジェリーナ・ジョリーが1月3日、娘ザハラ・ジョリー・ピットとともにパームスプリングス国際映画祭授賞式のレッドカーペットに登場した。この授賞式は、アンジェリーナが伝記映画『マリア』でオペラ歌手マリア・カラスを演じた功績が評価され、「功労賞」にあたる「デザート・パーム功労賞」を受賞した記念すべき場であった。

 


フォトコールに応える2人。

この日は、ジョリーにとってもう1つ特別な意味を持つ日でもあった。元夫ブラッド・ピットとの8年に及ぶ離婚協議がついに決着した後、初の公の場への出席だったのだ。新たな一歩を踏み出した彼女は晴れやかな笑顔を見せ、注目を集めた。

 


2人が仲睦まじかった頃。

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ファッションで見せた親子の絆

アンジェリーナはシルク素材の黒いホルターネックドレスを纏い、エレガントかつシンプルなスタイルを披露した。このドレスは体のラインを美しくみせるスリムフィットで、シックな雰囲気が印象的だ。また、流れるようなブロンドヘアに新しいスタイルの前髪も披露。自然体の美しさを際立たせるためなのか、メイクは控えめ。淡いピンクのリップが落ち着いた輝きを放っていた。

一方、娘のザハラは、母親と対照的な白いドレスを選んだ。上部はノースリーブだがケープのような布づかいがユニークであり、スカート部分にはレースでディテールが施されている。アクセサリーを控えめにしていることで、ザハラの個性が際立つ洗練されたコーディネートとなっている。髪は後ろでまとめたポニーテールだが、ボリュームのある髪がアイキャッチにもなっている。

母娘のファッションは黒と白の「コントラストコーデ」として話題を呼んだ。この日のスタイルは親子の固い絆を印象づけるとともに、優美さとモダンを融合した一例として、ファッション業界でも注目を集めている。

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「子供たちとの時間」が支え


この日アンジェリーナは、授賞式の前にスーツ姿で上映イベントに出席。

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白いスーツにヌードカラーのヒールを合わせている。@thejoliechronicles – instagramアカウントのキャプチャ画像

 その後、ドレスアップした姿で授賞式のレッドカーペットに登場した。

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レッドカーペットでは、母娘が手をつなぎ笑顔を見せる場面が多かった。

 


「娘が可愛くて仕方ない」そんな母アンジェリーナの想いが伝わってくる写真。

アンジェリーナは時折子供たちを連れてイベントに出席していることで知られている。

 


子供達の成長と共に、今後「親子ショット」は増えるかもしれない。

8年間もの離婚協議は、アンジェリーナにとって(おそらくブラッド・ピットにとっても)長くつらい日々だったはずだ。この間、共に暮らす子供たちが心の支えだったことは想像に難くない。

 

去る1月6日のゴールデングローブ賞授賞式にもアンジェリーナはザハラを連れて出席した。この日、2人共Alexander McQueenのドレスを着用した。

大きな区切りを迎えたアンジェリーナ。俳優として、そして母として、1人の女性として、新たなスタートを切ったと言えるだろう。

マリア・カラスを演じた新作映画『Maria』の評価も上々。今後のさらなる活躍に期待がかかる。

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辛口レビューで知られるThe Guardianも4星をつけた。

 

【次ページ:動画あり】日本公開が待たれる新作映画『Maria』の予告編

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アンジェリーナの「マリア・カラスにそっくり!」姿に驚きの声があがっている。作りこんだ映像は見ごたえあり。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『スペンサー ダイアナの決意』を手掛けたパブロ・ラライン。