12月13日、モレスキンのホリデーシーズンのローンチを記念したトークショーが開催された。イベントには、『メモの魔力 –The Magic of Memos-』の著者で起業家の前田裕二、株式会社ウツワ代表取締役のハヤカワ五味、東京大学公共政策大学院在学中でタレントの神谷明采の3名が登壇。長年モレスキンのノートブックを愛用する3名ならではの活用法や、エピソードを披露し会場を沸かせた。
使い心地は折り紙付き!? ファーストモレスキンは、先輩からプレゼント
ひとつ目のトークテーマにあがったのが、「初めてモレスキンを使った時の思い出」。
起業家として活躍する前田は、「僕は新卒の時、銀行に勤めていたのですが、その当時、新入社員時代に先輩から「仕事に本気ならモレスキン」と薦められて素直に使い始めました。先輩の熱い教えもあり、何となく、商談時にモレスキンを使うと周囲に本気度合いが伝わるという感覚になり。それ以来ずっと、モレスキンを使い続けています」とエピソードを披露。
続いて「私も学生時代、インターン先の企業から初めてモレスキンを頂きました。『仕事のタスク管理でも、日記にでも好きなように使って良いよ』と言われたので、とにかく日記のように仕事に対しての想いを書き込んでいました。それ以降、モレスキンが似合うような人物になりたいと思って仕事に励むようになりました」とハヤカワも同じくプレゼントされたと語った。
職種も世代も全く違う3人だが、それぞれ憧れの先輩や会社からの薦めで使いはじめたという共通点があったようだ。数多くの文化人やビジネスパーソンから古くから愛されているモレスキンは、このようにして受け継がれてきたようだ。
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脳にも心にも記憶される、作品のようなノートブック
特にこの日多く話題にあがったのが、「手書きが脳に良い」と実感したエピソードの数々。これはモレスキンが発信してきた「Pen & Paper」でも謳ってきたテーマにも通ずるもので、紙に書く行為は、科学的根拠に基づいて手書きが学習の促進や記憶保持、思考力の向上に寄与するといわれている。実際に登壇した愛用者たちも、ビジネスやプライベートまで、さまざまなシーンでその効果を実感しているようだ。
「紙は有限なのが良い。スペースが限られる事で、情報整理能力が上がる。空間記憶が得られる。スペースを埋めねばという緩やかな強制力がアイデア創出にも繋がる。」
多くのイベントを企画する前田にとって、モレスキンのノートはビジネスで企画を生み出す際に欠かせないアイテムだそう。
一方、最近フランス語の勉強を始め、留学を間近に控えている神谷は、語学学習にモレスキンが欠かせない。「紙に書くと集中力が高まり、記憶が定着することは科学的にも認められている。ページのどのあたりに何を書いたか、空間として認知すると記憶効率が格段に良いです」と、その効果を振り返った。
イベント終盤では、ホリデーシーズンに新たにラインアップに加わったアイテムが登場。「どんなシーンでどんな人にプレゼントしたいか」という問いに、3人とも自身の好きな言葉を刻印してプレゼントしたいと回答。特にモレスキンの刻印サービスが大のお気に入りで、自分用にもギフト用にもそれぞれ利用しているのだそう。
前田は「胸が熱くなるような言葉を刻印して、何か新しい挑戦を始める人に贈りたい。来年の干支(巳年)にあわせてこの冬発売されるYear of Snakeとフェスティブコレクションはヘビ柄好きな友達にあげたい、きっと喜んでくれると思う。フェスティブコレクションは“From & To”というセクションがあるので、ここに自分と相手の名前を手書きしておけば凄く心が温かくなりそう。ホリデーシーズンのギフトにぴったり」と締めくくった。
2024年も終盤。大切な人はもちろん自分への年末年始のギフトとして手に取ってみてはいかがだろうか。
モレスキン・ジャパン