細野晴臣がつくり、表現する音楽から、水原希子は勇気をもらう

  • 文:加藤一陽
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Kiko Mizuhara 1.png水原希子●女優、モデル。2010 年に映画『ノルウェイの森』でスクリーンデビューし、その後も多くの映画に出演。自らのファッションブランド「OK」の展開やサステナブルな活動にも取り組む。

J-WAVE「STEP ONE」の特別企画「Pen TALK ABOUT HARUOMI HOSONO」。Pen1月号の特集「細野晴臣と仲間たち」と連動し、さまざまなミュージシャン・クリエイターが細野晴臣の楽曲やクリエイションの姿勢について語る企画だ。今回のゲストとして登場したのは水原希子。ジャケットがきっかけとなった細野楽曲との出会い、いまでも続く親交と深いリスペクトを語った。


「細野さんの音楽との出会いは、私が16歳のときに東京に出てきて、レンタルビデオ屋さんでYMOのCDが目に入り、ジャケットで選んで聴いたのが初めてだと思うんですよね。音楽が素晴らしく、すごく衝撃を受けて。 YMOって1970〜80年代の音楽ですが、当時の私にとっては最先端の音楽という感じがしました。それから細野さんの『Honey Moon』を聴いたのですが、ミステリアスなんですが、包み込まれるような温かさみたいなものもあって……すごい音楽に出会ったなっていう衝撃があったんです」


「それから細野さんのライブに行くようになり……何年前になるんだろう? 細野さんが台湾と香港でツアーをするという情報を見つけて、友だちと一緒に行ったんです。その時、ライブが終わったあとにバックステージでお話をさせていただくことになり。それからのつながりで、いまでもこうした楽しい企画に参加させていただけていることに感謝の気持ちでいっぱいです」


「細野さんがつくられてきた音楽、表現されてきたすべてのこと、私は大好きです。いろいろな音楽のジャンルに刺激を受けて、それを吸収して表現されているってことにすごく勇気をもらえる。いろいろなことに飛び込むって良いんだなって思うし、どんな音楽のジャンルでも、細野さんのフィルターが通ると、本当にもう……やっぱり神様なんだなって思います」


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ラジオ局J-WAVE(81.3FM)で毎週月〜木曜、朝9〜13時にOAする情報エンタメプログラム「STEP ONE」。ナビゲーターのサッシャとノイハウス萌菜が、働く人に役立つ情報と仕事が捗るGOOD MUSICを届ける。

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Pen 2024年1月号「細野晴臣と仲間たち」

1969年のデビューを皮切りに、はっぴいえんど、YMOなどを経て、音楽の地平を切り拓いてきた細野晴臣。2024年に活動55周年を迎えたことを記念し、多岐にわたる活動の中でも、ミュージシャンやクリエイターとの共作、共演、プロデュースといったコラボレーションに着目した特集を展開。

松本隆やヴァン・ダイク・パークスなど、長年にわたって強い絆で結ばれる盟友から、くくく(原田郁子+角銅真実)やマック・デマルコといった、細野の背中を追い、そしてともに音楽づくりに関わるようになった新たな世代まで、多彩なミュージシャンとのつながりをたどっていく。さらに、是枝裕和、大竹伸朗、ゆりやんレトリィバア、三澤遥など、指折りのクリエイターたちとの協業の姿も細野音楽の多様性を物語る。最新の音楽活動を細野自身が語る独占インタビューや、菅田将暉とのスペシャル対談、細野音楽を読み解くキーワード解説なども収録。本人、そして影響を与え合った人々によって紡がれる言葉から、音楽の巨人の足跡をたどり、常に時代を刺激するクリエイションの核心に迫る。

『STEP ONE』 特別企画「Pen TALK ABOUT HARUOMI HOSONO」

放送日時:2024年12月2日(月)~12月12日(木)の月~木曜 10時50分~11時20分頃
内容:Pen 1月号「細野晴臣と仲間たち」とコラボレーション。
毎回、スペシャルゲストが登場し、細野晴臣さんのお気に入りの1曲を紹介しながらその想いを語ります。

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