クリスマスが楽しみでしかたなかったようだーー。アメリカ・ワイオミング州で、クリスマスライトで一面を装飾した車が警察に止められる一幕があった。あまりに華やかで、まるでサンタのそりのような車両に対し、警察は「クリスマスの精神を大切にするのは素晴らしいが、ライトアップは車ではなく家にしてほしい」と注意を促した。
事件が起きたのは深夜1時ごろ。ワイオミング州ハイウェイ・パトロールが、カラフルなクリスマスライトで車全体を飾ったフォード・マスタングを発見。車両を停車させ、運転手に注意をしたという。SNSに投稿された車両の画像には、色とりどりのクリスマスライトが全面に飾られている車が写されており、発見されたのは深夜だったこともあり、その華やかさは注目を集めるものだった。
NEW YORK POSTによると、法律上、白いクリスマスライトを車に使用することは違法ではない。しかし、今回の車の装飾は赤や青など色とりどり。ハイウェイ・パトロールが引用した州法では、「高速道路上で赤色または青色の光を表示する装置を搭載した車両を運転することは禁止」とし、この派手なカラフルライトは違法となる可能性が高い。
後日、ハイウェイ・パトロールはこの出来事をSNSでシェアし、「ホリデーシーズンが近づくにつれ、州の法令を思い出してほしい」とコメント。
また、「見た目は華やかだが、ライトで車を飾ることは他のドライバーの注意をそらし、危険を引き起こす可能性がある」と警告した。なお、このドライバーに課されたペナルティについては明らかにされていない。
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「ライトアップは家で」警察からの呼びかけ
警察がSNSに写真を投稿すると、瞬く間に注目を集め、SNSでは様々な声が寄せられた。
「クリスマス気分が爆発しすぎてる(笑)」「これはこれで見てみたい」「確かに他の車の運転手は気が散るだろう」など、ユーモアを交えたコメントが多数寄せられた。一方で、「これで事故が起こったら...」「ライトアップは家でやるべき」といった現実的な意見も見られた。
最後に、警察は地域住民に対し「クリスマスでライトアップするなら車ではなく家にしましょう」と呼び掛けた。
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