巨匠作家たちをフィーチャーした、伝説の“移動式アート遊園地”がNYへ!

  • コーディネート:鈴木希実
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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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ケニー・シャーフの空中回転ブランコ。椅子や台座の側面までがグラフィカルなモチーフで埋め尽くされている。 photo: Courtesy of Luna Luna

バスキア、キース・ヘリング、ホックニー、ダリなど、20世紀を代表するアーティストをフィーチャーした、移動式のアート遊園地LUNA LUNA(ルナルナ)。1987年にドイツのハンブルクで開催され、その後はテキサスの倉庫に長年保管されていたが昨年、36年ぶりにロサンゼルスで復活。そして今年はいよいよニューヨークに巡回する。アトラクションに乗ることはできないが、マイルス・デイビスの音楽とバスキアのデザインによる観覧車や、リキテンスタイン作のガラスの迷路などを鑑賞できるほか、ダリによる万華鏡のようなパビリオンは中に入ることもできる。ハドソンヤードのザ・シェッドで2025年1月5日まで開催。

https://lunaluna.com

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キース・ヘリングが自らペイントを施したメリーゴーラウンド。1987年開催当時のポスターなど、ルナルナのオリジナルグッズもぜひチェックしてほしい。 photo: Courtesy of Luna Luna

※この記事はPen 2025年1月号より再編集した記事です。