華南理工大学(中国)の研究によると、自動車を運転中に120BPM以上のテンポの速い曲を聴くと、危険運転を助長する可能性があることが示されている。この研究をもとに、米保険情報サイトは運転中に聴くと危険なクリスマスソングのベスト10を発表した。
1位 フロスティ・ザ・スノーマン
最も危険なクリスマスソングは「フロスティ・ザ・スノーマン」だ。1950年に発表されて大人気となり、今でも世界中で歌われているクリスマスの定番曲である。しかし、この曲のBPMは172と高く、精神と身体の両方に影響を与え、危険な運転を助長する恐れがある。
2位 All I Want For Christmas Is You
2位にランクインしたのは、今やクリスマスソングの女王、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」である。この時期になると一度も聞かずに過ごすのは難しいこの曲のBPMは150。米ニューヨークポスト紙によると、先日のマライア・キャリーのコンサートで、客同士の喧嘩が発生した際に演奏されていたのもこの曲であったという。
3位 Feliz Navidad
ホセ・フェリシアーノの「Feliz Navidad」はスペイン語のクリスマスソングで、海外ではこの時期の定番ソングの一つだ。タイトルのFeliz Navidadはスペイン語でメリークリスマスの意味で、日本でも聞いたことのある人は多いはずだ。BPMは149。
4位 サンタが街にやってくる
日本でも童謡としても親しまれている「サンタが街にやってくる」が、BPM147で4位。
5位 ハッピー・クリスマス(戦争は終った)
ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」は、平和を祈るハッピーなクリスマスソングであるが、BPM146で5位にランクインした。
6位から10位は以下のようになっている。
6位 Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!(BPM143)
7位 赤鼻のトナカイ(BPM142)
8位 I Wish It Could Be Christmas Every Day(BPM140)
9位 Have Yourself A Merry Little Christmas(BPM137)
10位 ママがサンタにキスをした(BPM129)
ちなみに、日本の定番クリスマスソングのBPMを調べたところ、山下達郎「クリスマス・イブ」は118、荒井由美「恋人がサンタクロース」は139、B'z「いつかのメリークリスマス」が100だった。恋人がサンタクロースは運転中聴くと危険な曲といえそうだ。
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