デザインスタジオ「フラマ」が手掛けた、元ノーマのシェフが腕をふるう新スポット

  • 文:冨田千恵子
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COPENHAGEN コペンハーゲン/デンマーク

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窓側にカウンター席、奥にテーブルを置き、入りやすい雰囲気を演出。家具などはフラマ。 photo: Nefeli Have

ここ数年、ワインバーがブームのコペンハーゲン。このほど、デザインスタジオ「フラマ」の創立者ニルス・ストロイヤー・クリストファーセンとレストラン経営の達人リカルド・マルコンが協業し、16席のワインバー兼レストラン「バー・ヴィトリーヌ」がオープンした。場所は市内の歴史的な通り、モンターゲーデ。料理を担当するのはもとノーマのシェフ、ドリッティ・アローラだ。

「この空間は、家具の素材などのバランスを考慮しつつ、1960年代のオリジナルの建築様式を引き立てた」とニルスは話す。

通りに面した大きな窓から店の温かい雰囲気が漂い、アペロから気軽な会食までいつも店内は客で賑わっている。

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アラカルトのみ。右上から時計回りに、「シーバックソーンのチャツネ」「ラムのハーブソース添え」「チーズブレッド」。スパイスやハーブ使いが絶妙。 photo: Cory Smith

※この記事はPen 2025年1月号より再編集した記事です。